共学化へと舵を切る高校が増加傾向にある一方で、男子校・女子校ならではの、伝統的に育んできた校風を守り続ける高校もあります。
特に現中学生の保護者世代当時は、まだ男子校・女子校が多かったこともあり、そういった校風をオススメされる方も珍しくありません。
今回は、川口から30分程度まででアクセスできる注目の男子校&女子校をピックアップしてご紹介します。進路選びの幅が広がるきっかけになれば幸いです。
男子校
足立学園
- 住所(最寄駅):東京都足立区千住旭町40-24(北千住駅)
- 目安偏差値:55-61
1929年創立。近年急速に進学実績を伸ばしている注目校。高校からは、コースや進路に応じて柔軟なカリキュラム設定をすることが可能になっている。部活動への加入率も高く、特に柔道部は全国レベルの強豪。
巣鴨高校
- 住所(最寄駅):東京都豊島区上池袋1-21-1 (大塚駅)
- 目安偏差値:69
1910年創立。以前から理系重視の傾向が強かったが、最近は中でも医学系進学に力を入れている。男子校ならではの文武両道の校風で、体育祭をはじめ硬派でヤンチャな盛り上がり方をするイベントも。勉強合宿や水泳合宿など、合宿が多いので交友関係を深められる機会も多い。
女子校
東京家政大学附属女子高校
- 住所(最寄駅):東京都板橋区加賀1-18-1(十条駅)
- 目安偏差値:54-59
創立から130年を超える伝統校。幼稚園から大学まで附属の校舎が新宿御苑にも匹敵するという緑豊かなキャンパス内に揃っており、中高大の連携も充実している。附属の家政大学進学者が多数だったが、近年は外部大学への進学者も増えている。
十文字高校
- 住所(最寄駅):東京都豊島区北大塚1-10-33(巣鴨駅)
- 目安偏差値:57-65
1922年創立。約40年も前に海外語学研修を開始したりコンピュータシステムを導入するなど、先進的な取組みでグローバル社会で活躍する女性の育成に取り組み続けてきた。近年は医学系への進学が増加している。