各校中間テストも終わり、その結果に悲喜こもごもという時期でしょうか。しかし、早くも1ヵ月半後には、次なる期末テストがやってきます。
学習内容的にも1学期とはまるで難易度の異なるものになってきて、成績も油断していると急降下という悪夢を見ることになりかねません。まさにこのタイミングで塾通いを検討し始めるという方も多いかもしれませんね。
しかし自宅の近くにどんな塾があるのかと検索してみるだけでも、数多出てくる学習塾の数々。規模も指導形態も授業料も、もちろん校風一つとってもどの塾がお子様にとってベストな選択肢なのか、大いに悩まれるところでしょう。
そこで、どういった観点から塾選びをすれば後悔をせずに済むのか、そのチェックポイントをご紹介します。
その1 アクセスの良さ
学校が終わって、塾に行き、時には自習室に残って勉強して、それから家に帰る頃には夜もすっかり遅くなり・・・。
共働きも珍しくない現在では、送り迎えをするにしてもしないにしても、やはり家から近いというのは大きな安心材料になります。
また、基本的には徒歩での通塾を検討している場合でも、駐輪場や駐車場があるかは必ず確認しておくようにしましょう。
その2 講師・塾長の面倒見
良いところも悪いところも、ちゃんと見てくれてフォローしてくれる“面倒見の良い”講師や塾長の方が良いですよね。
講師と生徒の関係性やその相性などは、他人の価値観や感覚に依存されがちなクチコミではなく、実際に足を運んで体験するのが一番です。
必ずご自身の目と肌感覚で、忘れずチェックするようにしてください。
その3 空き事項を無駄にしない環境
週に何回か決まったペースで授業を受けることはもちろんですが、せっかくのヤル気を無駄にしない、自分のペースで勉強したいだけ勉強できる環境の有無も重視したいものです。
自習室の有無や利用可能時間、混雑具合なども忘れずチェックしておきましょう。
また、自習時に質問の出来る環境があるかや、利用できる教材があるのかなど、環境の充実度は絶対に確認してください。
その4 学習スケジュールの管理
成績の上がる子ほど、一定のペースで通塾できているというデータもあります。授業内容はもちろんですが、勉強する習慣づけが何よりも大切だということです。
とは言え、各種イベントの類や家庭の事情、あるいは体調不良等で通塾が難しいケースもあります。そこで、個別指導塾であれば振替制度の有無や利便性、集団指導塾であれば補習の有無等、一定の授業頻度が担保されるかは確認しておきたいところです。
もちろん、惰性ではなく逆算的に、定期テストや受験に向けたスケジュール管理を行っているかも重要なチェックポイントです。
その5 先生がコロコロ変わらない
通うたびに担当の先生が変わって、何度も同じことを聞かれて・・・。そんな塾だと、「ホントにウチの子を見てくれているの?」と不安になります。
得意も不得意もしっかり把握し、成長の過程を見守ってくれる。そんな担任制度の徹底された塾だと安心して任せられます。
その6 コミュニケーションがマメ
「ちゃんと勉強しているのかしら」「塾でどう過ごしているのかしら」いつだってお子様のことは気になりますし、心配ですよね?
そんな時、面談以外にもこまめにお子様の学習状況や塾での様子を報告してくれる仕組みがあれば安心ですし、塾での様子をのぞき見るような楽しみが増えます。
その7 とにかく楽しい!
「楽しい!」と思えること。実は成績UPの大切なポイントです。
お子様が心から楽しいと思えれば、嫌いなはずだった勉強も継続することができますし、その継続性こそ苦手克服や成績UPの不可欠な要素だからです。