9月末ごろから私立各校で始まっている説明会。10月にもなれば毎週末どこかの高校で開催されており、既に何校か周ったという方も多いことでしょう。
まだ本番は先にも関わらず、この時期に高校巡りをすることにどんな意義があるのか、まずはそこから確認していきましょう。
高校説明会に参加する目的
- 各校の取組みや校風に触れることで志望校像を明確にする。
- 高校生になることを実感し、モチベーションを高める。
- 確約を獲得し、進学先を確保する。
色々挙げられるかとは思いますが、代表的なところでは上記3点でしょう。
特に①や②に関しては、まだ自分が受験生であることや、春から高校生になるということをイマイチ実感できていないケースも多いだけに、改めて気持ちの面で引き締めていく上でも効果的です。また、そういった意味では、進学が可能か否か、あるいは進学する意志があるか否かに限らず、まずは「聞いたことがあるから」といった理由でも良いので1校足を運んでみるところからオススメします。
そして何より、高校説明会に足を運ぶ最大の目的になってくるのが、③の確約獲得です。
それでは改めて、確約獲得の流れを再確認しておきましょう。
STEP.1
模試の成績表・通知表を確認
模試の偏差値や通知表の評定を確認しましょう。このとき、通知表はコピーでも可です。
なお、基本的に模試は2回分の成績、通知表は3年1学期の評定をチェックされるケースが大半ですので、特に模試(北辰)の場合は、7月の第3回と9月の第4回等、最低でも2回分の成績が掲載されたものを必ず持参するようにしましょう。
北辰テスト、それはつまり模試ではなく、入試です。
なお、基本的に模試は2回分の成績、通知表は3年1学期の評定をチェックされるケースが大半ですので、特に模試(北辰)の場合は、7月の第3回と9月の第4回等、最低でも2回分の成績が掲載されたものを必ず持参するようにしましょう。

STEP.2
説明会に予約
最近はWEB予約を実施している高校も増えてきています。この時期はどこのご家庭も説明会巡りを検討されますし、人気校にもなると場合によっては満席になってしまうケースもありますので、できれば予約をしておくと安心です。
なお、「模試の志望校欄にその高校を書いていない」といった理由で躊躇されるケースがありますが、書いていても書いていなくても関係なく対応してくれますので、その点はご安心ください。
なお、「模試の志望校欄にその高校を書いていない」といった理由で躊躇されるケースがありますが、書いていても書いていなくても関係なく対応してくれますので、その点はご安心ください。
STEP.4
個別相談
説明会の終わりには、各校担当者との個別相談を受け付けています。せっかく説明会に足を運んだのですから、必ずこの個別相談を受けてください。
そこで上記の成績表等の提出を求められますが、そこでのやり取りこそがまさに、確約獲得可能の是非につながります。
なお、“確約”という直接的な言葉が飛び交うことがなくとも、例えば「大丈夫です」「安心して受験してください」といった言葉が聞かれれば、それが実質的に確約の獲得を意味します。
あまりにもあっけなく、不安に感じられる方も多いですが、WEB予約時にIDが発行されるなど、最近は受験者管理もしっかりされていますので、その点に関しては安心して大丈夫です。
そこで上記の成績表等の提出を求められますが、そこでのやり取りこそがまさに、確約獲得可能の是非につながります。
なお、“確約”という直接的な言葉が飛び交うことがなくとも、例えば「大丈夫です」「安心して受験してください」といった言葉が聞かれれば、それが実質的に確約の獲得を意味します。
あまりにもあっけなく、不安に感じられる方も多いですが、WEB予約時にIDが発行されるなど、最近は受験者管理もしっかりされていますので、その点に関しては安心して大丈夫です。
また、当記事執筆段階においては、まだ2回の模試と2学期の評定というチャンスが残されています。現段階におけるいずれの結果にも必要以上に慢心or失望することなく、成績UP&志望校合格だけをしっかり見据えて、受験勉強に励んでください。