2学期最初の定期テスト「中間テスト」が各校近づいてきました。そして同時に、親の焦る気持ちや苛立ちに反してなかなか響かない「勉強しなさい!」のメッセージ。
とは言え、定期テストの大切さはManavoでも何度もお伝えしてきたとおり、間違いなく将来の志望校選びに関わってくる大きなものです。
そこで今回のテーマは、「テストの前に意識しておくべきこと」です。“心が変われば行動が変わる”の格言もあるとおり、テスト前の意識が違えば、行動も、そして結果も違ってくるはずです。
定期テストはなぜ大事?
まず、Manavoでも何度も取り上げていますが、定期テストの重要性は、内申点へと結びつく点にあります。改めて、内申点の重要性について、再確認しておきましょう。

定期テストと関係する点についてポイントをまとめると、
- 本試験に加えて調査書点が300~400点加算された合計点で入試は行われる。
- 内申点は1年時のものから加算される。
テストの結果は評定に直結し、評定は内申点となって合否判定に結びつくため、定期テストは1回たりとも気が抜けない!というわけです。
目標設定をしよう!
目標を立てることもなく、迫ってくるテストをただ”こなすだけ”になってしまうことが、内申点の確保に向けて何よりも遠回りになります。まずは明確な目標を立てるところからスタートしましょう。
目標は具体的に、「2学期は5段階評価でいくつが欲しい」というところから逆算的に、そのためにはテストで何点、あるいは何位を取ることが必要なのか、今回のテストの目標として落とし込みます。
受験生の場合であれば、どの高校に行きたいか、その高校に行くために必要な内申点はいくつなのかを調べ、それを元に2学期の成績目標を決められるとよりgoodですね。
- どの高校に行きたいか?(better)
- その高校に行くために必要な内申点はいくつなのか?(better)
- 今学期の評定目標は?(must)
- 今回のテストの目標は?(must)
もちろん受験生に限らず、1年生、2年生についても、今のうちからこうした観点が持てると間違いなく近い将来の高校進学に繋がりやすくなるでしょう。
目標設定の際には…
目標設定の大切さは分かっても、それを自発的に、かつ理性的に実行できる中学生の方が少数派でしょう。「目標を立てなさい!」と一方向的に言ったところで、挙句の果てに親子ゲンカに発展するばかり・・・というオチの方がむしろ一般的かも知れませんね。そこで目標設定は、親子で一緒に行ってあげるようにしましょう。
- 現実性のある、適切な目標設定が可能!
- 目標達成の義務感が生じ、自然と強制力になる!
それでもやっぱりケンカになってしまう、あるいは不安があるという場合には、塾を活用するようにしましょう。塾の先生は、もちろん勉強を教えるプロフェッショナルでもありますが、テスト対策のプロフェッショナルでもあり、受験のプロフェッショナルでもあります。また、どんなに絶賛反抗期という子でも、塾では“素直で良い子”であったりもするものです。
ゴールである高校進学を意識しながら、1学期の成績を受けた現在の位置も加味した実現可能な目標を一緒に設定することで、モチベーションもUPしていくことでしょう。
目標が設定できたら、以下の記事も参考に、やるべきことを明確にして、目標を結果に繋げていきましょう!


