テスト範囲のチェックポイント

いよいよ定期テストが近づいてきました。学校や学年によっては、すでにテスト範囲の発表されているところもありますが、このテスト範囲表をどう見て、どう活用するかで“その後”も全く異なるものになってきます。

そこで、実際に去年配布されたテスト範囲表を見ながら、そのチェックポイントを確認していきましょう。

テスト範囲

言うまでもなく、今回のテストでどこが主要な範囲になるのか、どういった問題が出題されるかは、最重要チェックポイントです。

ただし、何ページまでなのか終わりだけを見るのではなく、何ページ“から”なのか始まりも必ず確認しておくようにしましょう。前回の続きからなのか、前回の一部も入ってくるのか、特に数学などは、範囲として指定されていなくとも既習範囲の計算問題が出題されるケースは多いですので、そういった点の対策も怠らないようにしましょう。

ワーク

ワークは、単に該当範囲がテスト範囲になるというだけでなく、学校によってはワークの問題がほぼそのまま転用されて出題されるケースもある超重要テキストです。そこにある問題を“解く”だけでなく、“解ける”ようにしておくことが、そのまま本番での得点力に直結していくのです。

ワークは提出物としての側面もあるため、どうしてもテスト期間に消化しきれずに、最終的には解答を丸写しして・・・というケースも散見されますが、何よりも得点に直結しやすいテキストであることを認識し、有効に活用するようにしましょう。

提出物

テスト範囲には、提出物、およびその〆切りもしっかり明記されていますが、もしもこれを怠るようなことがあると、本番でどんなに良い点を取っても、その最終評価となる通知表では大きく評価を下げられてしまう可能性があります。

特に〆切りを過ぎてしまった場合などには要注意!事実、過去にはテストで90点近くを取ったにも関わらず、通知表の評定が「3」だったという生徒もいました。それだけ出すべきものをちゃんと出さないと、ゆくゆく内申点に大きな影響が生じてきません。

できれば保護者の方とも範囲と〆切りを共有し、絶対遵守するよう心がけてください。