埼玉県公立入試 出題予想2023

あと約3か月、今年度は2月22日に実施予定の埼玉県公立高校入試。ここ数年は新傾向の出題が続いており、科目によっては平均点も大きく上下しています。一方で、過去の出題傾向を分析する事により、注目ポイントや出題されるであろう分野も見えてきます。そこで今年度の埼玉県公立入試の出題予想を、科目毎にポイントを絞ってご紹介していきます。

英語(学力検査問題)

  • 傾向:
    文字数は増加傾向。速読力は必須ですが出題形式や得点分布に変化はありません。
  • 注目ポイント:
    グラフなどの資料の読み取りが増加。加えて昨年度から新出事項の現在完了進行形、仮定法、原型不定詞、仮主語などが使用されており、サンプルが極めて少ない過去問での対策は困難&リスキーになっています。
  • 出題予想:
    SDGs=環境や時事問題と関係した会話文+新出表現を直接問う穴埋め問題の増加

数学(学力検査問題)

  • 傾向:
    文章記述問題の増加。大問1では受験生が苦手とする内容も散見されます。
  • 注目ポイント:
    昨年度の平均点は15点ほど急降下しているものの、新指導要領の影響ではなくコロナ以前の難易度に戻っただけなので過去問演習では注意です。
  • 出題予想:
    確率とデータの融合問題や説明問題の増加

国語

  • 傾向:
    論説文、物語文、古文、作文能力を問うオーソドックスな構成で得点配分も固定化しています。
  • 注目ポイント:
    記述量の増加と、論説文では本文内容の馴染みの薄さにより昨年度は平均点が低下しています。
  • 出題予想:
    哲学や思考といった抽象度の高い論説文の内容を、複数人で議論している中の発言内容の穴埋め問題

理科

  • 傾向:
    頻出テーマを問う知識問題が大半。思考力を問う問題や、知識を文章化する問題もあるのでその点は注意です。
  • 注目ポイント:
    新出単元のダニエル電池が小問に登場。指導要領の要求する『思考力・判断力・表現力』を問う問題や身近な事象を知識と組み合わせ、説明する力も求められています。
  • 出題予想:
    大問でのダニエル電池。その他は平年通り太陽と惑星、生命を維持するはたらき、水溶液とイオン、仕事とエネルギー、電流と磁界の問題

社会

  • 傾向:
    知識問題は完答で正解など高い精度を要求される傾向に。資料から知識を引き出し、関連事項を利用整理する問題が基本です。
  • 注目ポイント:
    資料の量が増加し、全体で18ページに増加。内容は難化している一方、知識を必要としない問題もあります。
  • 出題予想:
    平年通り高い精度の知識+資料を基にした記述の総合力を求める問題

英語(学校選択問題)

  • 傾向:
    60点をピークに得点分布は安定。文章量は増加傾向にあり、速読力が前提となります。また、リスニングの読み上げ速度もかなりのものです。
  • 注目ポイント:
    昨年度は新出単元を全て直接問われています。単に知識を問うものではなく、内容理解を問うような国語力も要求する問題が目立ちます。
  • 出題予想:
    穴埋め問題の難化。仮定法が主体となった英作文の出題

数学(学校選択問題)

  • 傾向:
    文章記述問題や、長文を読み取り、順を追って理解して立式していく必要がある問題が重視されています。
  • 注目ポイント:
    新出単元の箱ひげ図が小問で出題。他の科目でも必ず新出単元が出ていたため要警戒。学力検査問題と半分近く共通問題があるものの、抽象度が高く思考力が要求されています。
  • 出題予想:
    大問で箱ひげ図、関数の性質に基づいた変域問題と図形、確率の説明問題