1学期中間テスト対策チェックポイント

いよいよ新年度最初のテストが迫ってきました。

1学期中間テストは、期末以降のテストと比較してもテスト範囲がそこまで広くない&難易度的にはそこまで高くない傾向にある分、1年の中で最も点の取りやすいテストと言うこともでき、確実に高得点を収めておきたいところです。
1学期中間テストが大切な3つの理由

ただし、手堅く得点を確保するためにはテスト期間をどう過ごすかが重要となります。ここでは、最低限守っておきたいテスト期間の過ごし方を解説します。

テスト2週間前〜

テスト1週間前に入るまでにやるべきことは、事前準備と現状把握です。

この時期はまだ部活もあり、現実的には勉強時間が確保しづらいのが実情です。ですが、試験範囲が既に発表されていることの意図を考えると、当然、不安がある場合ほど早く動き出しておくことが大事です。

テスト2週間前には始めるべきこと
  • 学習計画を立て、書き出す
  • 公式類の暗記
  • テスト範囲のワーク演習1周目

特にこの時期は基礎固めをしておくことが大切となります。国語の漢字・語句、数学の計算、英語の単語書き取り、理科・社会の語句暗記等は毎回のテストでそれぞれ必要となりますので、テスト範囲表を見ながら早め早めに動いておきましょう。

例えばこれをやっておこう
  • アルファベット&授業で出てきた英単語を書けるように!(1年生英語)
  • 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直せるように!(2年生国語)
  • 因数分解の公式を覚えて使いこなせるように!(3年生数学)

テスト1週間前〜

部活が停止されて勉強時間が確保できるようになってからは、いよいよテスト勉強をする上で1番大切な、苦手把握と苦手克服に着手する時期となります。

大切なのは、学校で配布されているワークを目一杯活用することです。

ワークを使うときに絶対にやってはいけないこと
  • ワークを埋めるのに追われること
  • ワークをやったことでテスト勉強をやったつもりになること
ワークは何周もすることで成果に結びつきます。わからなかった問題には必ずチェックをつけ、できるようになるまで何回でも解きましょう。テスト勉強=個々の課題と向き合って得点向上を図ること、であることを忘れずに!

またワークを解く際には、授業でポイントになっていたことを中心にチェックしましょう。授業でポイントになっていたこと=重要なこと=テストに出ることです。

今月の学習内容プレビュー 4月編 今月の学習内容プレビュー 5月編

さらにテストでは、語句の暗記だけしておけば解答できる問題のみならず、説明できるようになっておかないと解けない問題も多数出題されます。こういったものに関してはこの時期に、時間をかけてしっかりと対策しておくことが重要です。

例えばこれをやっておこう
  • 実験器具の使い方、植物の構造スケッチなど、授業で行った実験の内容を説明できるように!(1年生理科)
  • 時差計算の問題は十分にこなしておこう!(2年生社会)
  • 力の矢印の作図、記録タイマーの使い方をマスターしておこう!(3年生理科)

テスト3日前〜前日

この時期はテストに向けた最終チェック段階です。

暗記すべきものはこの時期には完璧に覚えておかなければなりません。テストで間違いなく出題されそうな語句・基礎事項は、漏れのないようにチェックしておきましょう。

また、テストが近づくにつれて、新しい問題に手を出すのは時間的にも、精神的にもリスクを伴います。苦手克服=できなかった問題ができるようになること、と認識して、これまでに間違えた問題を中心に解き直しをしましょう。

この段階でまだ解けるようにならない問題は、当日出題されたとしても捨てるべき問題かもしれません。100点満点が究極の目標ではありますが、たとえ不十分だと思う点が残っていたとしても、個々の目標に応じて“取るべき問題”“取れる問題”を確実に取れるようにすることを重視してください。くれぐれも睡眠を削ることだけはないようにしましょう。

例えばこれをやっておこう
  • 地図を見て大陸名等、語句を答えられるように!(1年生社会)
  • 化学反応式をしっかりと書き取れるように!(2年生理科)
  • 不規則変化動詞の活用形を確実に書き取れるように!(3年生英語)

テストに向けて最低限守っておくべきことはありますが、具体的なテスト勉強の方法に唯一絶対の解があるわけではありません。成功した人のテスト勉強法を参考にしつつ、自分なりの勉強法を模索してみてください。
実録!こだわり先生が実践していたテスト勉強のコツ