「冬まで部活と勉強を両立し現役合格をつかんだ勉強法」をこだ塾講師に聞いてみた!

中高一貫の進学校出身のY先生にインタビューしました。

最後まで部活を続けながら、受験勉強も両立し、現役で早稲田大学合格にまで至ったその勉強法について話してもらいました!

中学受験をした理由は何だったんですか?

今思うと小学生らしい理由だなと思うんですけど、きっかけは友達が塾行ってるのを聞いて、「かっこいいな」って思ったことが始まりです。そうして通い始めた塾は、中学受験するのが普通の進学塾で。周りに流されるように御三家を受験しました。でも結果はダメで、本郷中学校に通うことになりました。

本郷中学校って、東大も毎年出てる進学校ですよね。勉強ついていくの大変じゃなかったですか?

まわりはやっぱり勉強する人が多かったですね。僕もそれなりに勉強してはいたんですけど、高2の9月の時に受けた模試結果がめちゃくちゃ悪かったんです。焦って勉強をしても、今までの小、中学校の勉強法では全く伸びなくて。それで勉強から逃げて、バレー部が楽しくてバレー部に没頭してました。

なるほど。じゃあ高3になってもなかなか受験勉強はスタートできなかった感じでした?

高3になってさすがに始めないととは思ってたんです。でも僕の通っていた塾は、映像授業中心のところで。勉強も計画も自分ひとりでやるしかありませんでした。そこで僕は、高3の春にまず勉強法やおすすめ教材をネットで探しまくったんです。調べていくうちに、多種多様な勉強法や教材に共通項があることに気付いて、それをきっかけに勉強をスタートすることができました。

計画を立てる上で意識したことなどありますか?

受験勉強は流動的なところがあるので、僕は1週間ごとに計画を立てていました。また1週間でも、2日は予備日として開けておくんです。自分の性格上、どうしてもカツカツにしてしまうと思ったので。でも1日のスケジュールはかなり無理をしていたと思います。バレー部が11月まで続いてて、学校終わって部活して、そのあと塾にいって閉館まで自習。これを毎日続けてました。

Y先生から受験生へ!

共通テスト本番でめちゃくちゃ悪い点数を取って、メンタルがボロボロになっていた日に、ふと好きな芸人さんのラジオを聞いてみたんです。そのラジオを聞いて、
「受験も人生の一つの通過点に過ぎない」
と思えたんです。それでいろいろ吹っ切れて、最終的に満足いく結果を残すことができました。

受験勉強は、精神的にかなりきつい戦いです。しかし思い詰めすぎたときは、これも一つの通過点に過ぎないんだと思ってほしいです。