時事問題は入試や模試ではもはや定番化し、しかもその出題範囲は理社に限らず他科目にも広がりを見せています。しかし、どうしたわけかないがしろにされがちな領域でもあります。
その理由の大きなものとして、対策法がわからない、というのが大きいのではないかと思います。
そこで今回は時事問題の対策法を解説します。しっかりと対策すれば得点できる分野ですので、ぜひ参考にしてみてください!
1.時事問題対策を始める前に
時事問題対策をはじめる前に、自分の今の実力をチェックしてみましょう。
というのも、時事問題は、対策の優先順位としては高くありませんし、内容を理解するには応用的な内容も多々含まれます。
教科書の内容が全く理解できていないのであれば、第一にやるべきは時事問題対策ではなく、教科書内容の学習です。
かといって、「時事問題を捨てろ!」というわけではありません。優先順位が低いだけで、時事に興味を持つことは非常に大切なので、時間があれば積極的に取り組んでみましょう。
「教科書の内容がある程度理解できているのに、得点が伸び悩んでいる。」という方は、当記事を参考にさらなる得点UPを狙ってみましょう!
2.時事問題対策その①
中学生の朝は早いので、決まった時間にテレビのニュースを見るのは人によっては難しいかもしれません。
そこで、新聞やネットニュースがおすすめです。最近は新聞を読んだことないなんて学生も多いと思うので、身近なのはネットニュースでしょうか。
新聞やネットには膨大な情報量があるので、以下のようなワードに注目して読むようにしましょう。
- 政治家の名前(海外の大統領などの主要人物も要チェック!)
- スポーツで活躍した選手名
- ノーベル賞や文学賞(直木賞や芥川賞など)を受賞した人物名
- 法律変更
- 自然災害
- 宇宙や気象の話題
3.時事問題対策その②
その①で紹介した方法でも、中には「部活や学校のことで時間が無い!」なんて方も多いと思います。
キーワードで絞っても情報が膨大過ぎてどこから勉強していけばよいかわからない、ということもあるでしょう。
そんな方は、「時事問題 中学生」と調べてみましょう。「中学生」の部分は自分の学年に合わせて変えてください。
定期テストや模試などで出題の可能性が高い話題をまとめてくれている親切なサイトが数多くあります。
そもそも時事問題対策は優先順位が低いので、対策に時間をかけすぎないことも大切です。また、知っていれば問題への心理的障壁を軽減できるというメリットの方が大きい側面もあるだけに、まずは時事の概要を押さえられていればひとまずOKです。
時間のない方、効率的に要点だけ知りたい方は、この方法がおすすめです。