出題増&配点高で対策必至!資料問題の対策

近年は、以前よりも思考力を重視する問題が多くなりました。

例えば、暗記科目といえば・・・で連想しやすい社会も、近年はもはや暗記のみで太刀打ちできるものではなくなっており、「記述」や「資料の読み取り」を要求する問題が増え、思考力と表現力重視のテストに変化しています。

そこで今回は、「資料の読み取り」にフォーカスしてその対策を解説します!

また、記述については下記の記事で解説されているので、こちらもぜひチェックしてみて下さい!
記述力UPこそ成績UPへの最大の関門

まずは知識をつけよう!

資料を読み取る際に、最低限の知識がなければどこに注目すればよいかわかりません。また、読み取りの解答を記述で求められることが多々ありますが、記述の答えを書くこともできません。

したがって、いくら出題傾向に変化が生じているとは言え、最低限の知識をつけることは変わりない“条件”なのです。

「でも、知識ってどうやってつけるの?」

と思った方は、まず教科書を使いましょう!
極論を言えば、教科書の内容をすべて理解すれば満点だって夢じゃありません。

資料問題に使われる資料は、すべて教科書に載っていますし、資料の解説まで教科書に事細かに掲載されています。

コツとして、教科書で基本となる用語を覚えるときは、グラフや表などの資料もセットで理解しましょう。単純な単語の意味だけでなく、関連する資料と結び付けて理解することで効率的に資料問題への対策ができます。

「今まで教科書で勉強したことない…」なんて方は、教科書活用法の記事もぜひご参照ください!
勉強の王道!教科書活用法

また、最近SDGsをはじめとした時事ネタの絡むケースも多いため、日頃からニュースに触れるといった習慣面も意外とモノを言う場面が増えています。

資料を読み取る時のコツ

基本知識が身についてきたら、実際に資料問題を解いていきましょう。

資料問題の多くは資料を読み取り、そして思考することを要求します。思考力は、実際に問題を解くことで育成されるのでためらわずにどんどん解いていきましょう。

資料問題で、資料を読み取るときのコツは、
大きなところに注目する
です。

グラフであったら一番大きな割合の部分、表であったら数字の大きな部分です。

これらが直接答えになる確率はかなり高いです。もし答えにならなくても、比較対象になるので、これらをもとに解答を考えることができます。

まとめ

ポイント
  • まずは教科書で基本知識をつけよう!
  • 資料を読み取るときは大きなところに注目!
社会は暗記科目。という偏見は捨てて、資料問題や記述問題をおろそかにせず、早め早めの対策を心がけましょう。

また、ご紹介したポイントやコツも練習を重ねなければ身にはつきません。資料問題を集めた問題集なども様々なものが市販されているので、ぜひチェック&演習を重ねて下さい!