5月も間も無く終わりますが、今春入学された新1年生は部活動が本格的になってくる頃でしょうか?
少し前の調査ですが、平成27年の調査時点で、習い事をしている中学生はなんと60%にもなるという結果が出ています。若いうちは何に対しても習得が早く、新しいことに挑戦するには絶好の機会と言えます。部活動に限らずどん欲に挑戦していきたいですね。
そこで今回は、習い事選びのポイントからおすすめの習い事までを紹介していきます!
習い事選びのポイント
①本人のやる気、意見を重視
当然の事ながら本人の意志とやる気を尊重せずに習い事を選んでしまうのは良くありません。
習い事を始めるきっかけとして、親の希望や友達に合わせるという場合は少なくありませんが、本人に習い事をする上での明確なモチベーションや目標があるか、それ以外にもシンプルに「楽しい」と思える事、これも重要な事だと言えます。
そうでなければ長続きせず成果が出なくなってしまいますし、むしろストレスになってしまうということにもなりかねません。
どのようなことに興味や関心を持っているのかを見極めてあげることは、習い事選びの上で最重要ポイントになってきます。
②使える時間を把握する
小学生の頃に比べて、中学生ともなるとやはり習い事に割ける時間は少なくなってしまいます。
部活動と両立する場合は、習い事をするのがその後、夜遅い時間になってしまうこともあり得ます。そうした時に、例えば場所が家から遠すぎる、体力的にハードすぎる、といった事があると、一番肝心な「学業」に支障が出てしまうかもしれません。そうなってしまえば本末転倒です。
学校の時間割や部活動のスケジュール、他にも課題や定期テスト等を考慮して、無理のない範囲で取り組ませてあげる事が重要です。
③習い事にかかる費用を確認
習い事にも様々ありますが、中には相当な出費が必要なものもあります。運動系の習い事であれば、月謝以外にも用具類が必要な場合も多いです。その他にも音楽系の習い事では高額な楽器が必要となったり、親にとっても相当な負担になるでしょう。
高校、大学へ進んでも継続する可能性もありますし、親としてそれを応援してあげたいという気持ちと長期的な観点で無理のない負担を考慮して取り組む事が重要です。
中学生におすすめの習い事3選!
①プログラミング
一昔前であれば選択肢にも入らなかったかもしれませんが、現在では主流と言っても過言ではない習い事になりました。
情報化が進む現代社会においてはプログラミングスキルの需要は高いものとなってきていますし、早いうちにプログラミングの基礎を習得しておけば、そこからはパソコン一つで自分自身でもどんどんスキルアップが見込めます。
将来は就活でもアピールポイントの一つとして活用する事ができ、体力的にハードということもありません。
プログラミングと一まとめにしても様々な分野があるため、まずはそこを調べることから始めてみるのもいいかもしれません。
②スポーツ系
スポーツ系の習い事をするメリットはたくさんあります。
一つ目は、体力がつく事。
二つ目は、友達ができてコミュニケーション能力がつく事です。チームスポーツであれば、勝ちを目指すために必然的にコミュニケーションが活発になりますし、そこで友達の輪も広がります。
最後は、ストレスの発散になる事です。多感な思春期である中学生は、日常生活でもしばしばストレスを溜めこんでしまいがちです。体を動かす機会を確保する事で、ストレスを発散させてあげる事ができます。
③英会話
学習指導要領の改訂に伴い、学校の授業や、さらには高校入試、大学入試でも会話表現を重視する傾向になってきています。
一方で、それだけで英語でのコミュニケーションを取れるレベルになることが難しいことも衆目の一致するところ。
英会話を習うことで英語の成績にも良い影響を及ぼし、さらには価値観のレベルでも海外に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。
まとめ
中学校3年間という時間はとても貴重な時間であり、それをどう活用するかによって、今後の人生に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
興味や関心、そして何より「良いところを伸ばす」という事を念頭において、ぜひ子供の習い事を応援してあげてください!