定期テスト対策法 科目ごとのポイント解説!

新学期が始まったばかりだと思っていたら、早いものですでに1学期中間テストがすぐ目の前に。

特に新中学1年生は、「何から勉強して良いかわからない」なんて学生も多いのではないでしょうか。また、2年生3年生でも、去年より良い得点を取りたい!という方は多いと思います。

そこで今回は、定期テスト勉強で意識すべきポイントを各科目ごとに解説しました!勉強する際にぜひ参考にしてみてください!

科目別の学習のポイント

国語

ポイント
  • 漢字や熟語、古典の単語や文法を覚える
  • 授業で扱った文章の内容を、ノートを見ながら復習

国語の定期テストで点を取るには、まず漢字や文法などの「覚えてしまえば点を取れるもの」をしっかり暗記する必要があります。
勉強すれば必ず点を取れるところなので、落とすと逆に周りと大きく差が開いてしまいます。しっかりと対策しましょう。

また、国語のテストでは長い文章の読解問題が出題されます。
たいてい授業で扱った文章が出題されるので、授業ノートを見ながら、「文章の全体の流れ」と「どのように読み解くか」を復習しましょう。

数学

ポイント
  • 公式の使いどころを理解する
  • ワークを使って繰り返し演習

数学のテストで高得点を狙うには、最低条件として公式を覚えること。そしてさらに、公式の使いどころを理解する必要があります。
数学の勉強において「公式を暗記すれば良い」という考えはかなり危険で、必ずと言ってよいほど点数は伸びません。

公式を覚えるのはあたりまえ。そこでワークを使って、公式を使った演習問題や応用問題を解くことで、理解をさらに深めましょう。

英語

ポイント
  • 教科書の英単語と例文を暗記、理解する
  • 教科書の文章内容を理解する
  • ワークで繰り返し演習

英語は、単語を覚えていないと始まりませんから、まず英単語をしっかりと覚えましょう。加えて、教科書の例文を理解し、文法事項の復習を行います。
単語も例文も繰り返しの音読がかなり効果的です。また、以下の記事で英単語学習法のコツを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
英単語学習法 Part1 初級編

また英語のテストでも、教科書の文章が出題されます。内容をしっかり理解して、万全を期しましょう。ここで、文章中の新しい文法事項や語句の使い方にも着目できるとさらに点数UPです!

単語、例文、文章、と理解を深めるとともに、ワークで理解した内容をさらに定着させましょう。一度理解しただけではなかなかテストで実力を発揮できないので、ワークで繰り返し演習しましょう。

理科

ポイント
  • 語句・公式はしっかり覚える
  • 法則は図や公式とセットで理解する

中学校の理科は、様々な分野が合わさった科目ですので、分野ごとに、暗記と理解とのメリハリをつけて効率的に学習を進める必要があります。

まず、語句や公式などの覚えるべきものはしっかり覚えましょう。覚えてしまえば点が取れるので、点数を底上げしてくれます。

新しい法則などは、必ず図と一緒に理解するようにしましょう。理科は図を用いた問題が多数出題されるので、図が助けになることが多いです。

また、法則とともに公式がある場合は、「法則、図、公式」の3点セットで理解しましょう。

社会

ポイント
  • 歴史:出来事の因果関係、歴史の流れを理解する
  • 地理:地形や気候と、産業や工業の関係を理解する
  • 公民:日頃からニュースを見て時事ネタ対策

中学校の社会は、大きく歴史・地理・公民の3つに分かれているので、分野ごとに注意すべき点が変わります。

歴史では、因果関係(誰が何をして何が起こった)と全体の流れが大切です。出来事の流れや関係性を意識して理解するようにしましょう。

地理は暗記がメインですが、ただ覚えるだけでは不十分です。覚えた知識を使って、地域ごとの特性を様々な観点から見ることができるようにしましょう。

公民は、社会の中で最も私たちの生活に近い分野と言えます。ゆえに、今の社会状況を意識した時事問題が好んで出題されます。他分野同様、細かい暗記事項も多いですが、日頃からニュースを見て、時事問題対策もするようにしましょう。

まとめ

今回は、科目ごとの定期テスト対策ポイントを紹介しました。
定期テストは、範囲が決まっているので、要点を抑えてしっかり対策すればだれでも高得点が狙えます。早め早めの対策を心がけて、テストに挑みましょう。

また、大体テストの2週間前にはテスト範囲が発表されるので、テスト範囲が分かったその日に計画を立てるようにしましょう。しっかりと計画を立てることで、無駄なくバランスよく学習を進めることができます。
計画の立て方については、以下の記事を参考にしてみてください!
こだわり勉強法シリーズvol.3 学習計画の立て方