どう勉強すればいい?英語の具体的な勉強法を解説!

「英語の成績が伸びない…」こんな悩みを持つ人も少なくはないでしょう。

学校でも毎週何コマも英語の授業はありますが、何から手をつければいいのか、その具体的な手順や勉強法を教えてくれる機会は実はそれほど多くありません。

しかし、英語というのも一言語科目な訳ですから、正しい習得手順と勉強法というものが存在します。それを理解せずに闇雲に勉強をしても、効率が悪く成績が伸びず、結果的にどんどん自信やヤル気を失ったりする原因になってしまいます。

そこで今回は、英語の勉強時に大切な考え方、具体的な手順について解説していきます。

英語の勉強に必要なマインドセット

正しい勉強手順が存在する

英語の勉強において何よりも大切と断言できること、それは「適切な方法と順番で英語を勉強すること」です。

これを理解しているのとしていないのでは、成果に大きな差が生まれてきます。自分のレベルにあった勉強とも言い換えられるでしょう。

具体的な例を出して紹介します。英語の勉強を1から始めようとしている人に、いきなり文章を読ませたりリスニングをさせても、当然何一つ理解できません。なぜでしょう?それは、基礎となる英単語や文法の習得ができていないからです。しかし、そうした基礎の習得が順調に進めば、次のステップとして長文読解やリスニングの勉強も効果的に進められるようになってきます。

このように、自分のレベルによってやるべきこと、勉強法は変わってきます。それを正しく理解する事は英語の勉強において非常に重要になってくるのです。

すぐに成果は出ない

これも非常に重要な心がけになりますが、少し勉強を始めたところですぐに結果は出ません。ここが暗記科目とは大きく違う点です。

思い返せば、日常的に何の不自由もなく使えている日本語にしても、生まれてから普通に読み書きできるようになるには相当の時間を要したはずです。もちろん、学び始めた年齢の違いもあるので、全く同列に語ることはできませんが、いずれにしても結果に表れるようになるには一定の時間がかかります。

つまりは、継続する事」が大切なわけです。また、すぐに効果が出ないからといってコロコロと勉強法を変えることもよくありません。

具体的な勉強手順

ズバリ、英語の勉強手順は以下の通りです。

  • 単語の暗記
  • 文法の習得
  • 長文演習、リスニンングその他

単語の暗記

語学においての基本中の基本、それは言葉=単語を覚える事です。

英単語を用いない英語は当然ながら存在しません。例えば同じ言語科目の国語にしても、日本語の単語は不可欠です。つまり、英単語を覚えるという基本中の基本無くしては、何も始まらないのです。

そして単語を覚える際には、辞書の活用も非常に重要になってきます。問題を解いていく中では、単語の意味はもちろん、品詞や様々な文法事項をインプットしていくことも重要ですが、それらも辞書で確認できます。

辞書の活用法については、ぜひ以下の記事を参考にしてみて下さい。

こだわり勉強法シリーズvol.7 辞書の効果的な活用法

文法の習得

単語を勉強した上で、その単語をどうつなぎ合わせて文章にしていくのか、あるいはどのように訳すのか、それが文法を勉強する主な意義です。テストや入試においては、和訳以外にも単語の穴埋めや並び替え問題として出題されますし、文法理解を深めていくことは得点力を向上させていく上で不可欠です。

とは言え、文法問題で正解することだけがゴールではありません。あくまでも英語学習においての途中経過の一つ、文章を読み書きできるようになるための文法学習だという位置づけは押さえておきましょう。

長文演習、リスニング

単語の暗記、文法の習得という基礎を徹底的に勉強すれば、そこからは飛躍的に英語の成績が伸びると言っても過言ではありません。長文読解、英作文、リスニングなど、様々な形式での実戦的な英語学習を進められるようになるからです。

近年の入試では長文や会話分を中心とした出題形式が増えているので、特に長文読解の演習は大切になってきます。

加えて、学校の定期テストでも入試問題でも、リスニング問題の出題比率は一定を占めているため、侮る事はできません。十分な勉強時間を確保しましょう。

リスニング勉強法については以下をチェック!

4技能時代に必須のリスニング勉強法

まとめ

高校入試でも大学入試でも、英語のない入試はほぼありませんし、傾斜配点が係っていることも多いぐらいで、非常に重要な役割を占めています。だからこそ、正しい手順と方法を理解して学習を重ねる事が重要です。

ぜひこの記事を参考にして、頑張って下さい!