近年プログラミングに対する需要が急速に上昇しており、また、小・中学生でプログラミングに興味のある子や、実際に習い事の一環で学習しているという子も増えてきています。
また、興味がなかったとしても、高校だけでなく、小中学校でも2020年以降次々にプログラミングが義務教育化したため、プログラミングが軽視できない学習コンテンツであることは間違いありません。
しかし、学校生活との兼ね合いも考えると、プログラミング1つに割ける時間は限られています。
そこで今回は、自分の好きなタイミングとペースで学習を進められる、完全無料プログラミング学習サイトを3つ紹介します!
1. 「Code.org」
世界中で数億人が利用している、世界で最も有名なプログラミング学習サイトと言っても過言ではないサービスです。
小さい子供でも取り組みやすいように、「minecraft」や「ディズニー」をテーマに学習できるようになっています。
以下は実際のサイトの画面です。
本格的なプログラミングのようにアルファベットの羅列を記述する必要はなく、ゲームやディズニーキャラクターをモチーフにしたアニメーションを見ながら、気軽に「論理的思考力」を鍛えることができます。
レベルは幼稚園から高校まで対応しており、また、画面左下にはヒントが動画で用意されているので、大人も子供も楽しく学習できるプログラミング学習サイトです。
2. 「Springin’」
Springin’ はスマホやタブレットでできるプログラミング学習アプリです。
その学習方法はユニークなもので、まず自分でイラストを描きます。自分の好きなゲームやアニメのキャラクターなど、なんでも大丈夫です。
そのイラストにあらかじめ用意されたプログラムをセットして、ゲームやアニメーションを作成して学習します。
動きのみならず、サウンド関係もすべて自分で作成できるので、かなり本格的な作品作りが可能です。
また、このアプリは他ユーザーとの交流ができる点も特徴です。
他ユーザーが作成したアニメーションやゲームを見ることができ、その中には、市販のゲームのような非常に高いレベルの作品もあります。それらの作品を見たり試したりして、初めてやる子供でも楽しくゲームやアニメーションの作り方を学ぶことができます。
加えて、作品のコンテストも定期的に開催されており、非常に活発なコミュニティになっています。創作意欲を刺激する作品、イベント、解説動画なども豊富ですので、モチベーション低下や難しさに挫折することなく楽しくアニメーション作成を学習することができます。
3. 「Scratch」
URL:https://scratch.mit.edu/studios/1168062
ScratchはMIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した、世界で最も有名なプログラミング教材の一つで、キャラクターを動かして、ゲームやアニメーションの作成が可能です。
こちらもアルファベットのコードを書く必要はありませんが、コードを書かなくてよいこと以外はかなり本格的で、キャラクターの動きを時間や座標、角度で制御したり、変数の設定も可能です。
以下は実際の画面です。
数学を必要とする場合がありますが、わかりやすい解説動画やチュートリアルもあるので、手軽に実際の開発環境に近い環境で学ぶことができます。
また、Scratchを利用したプログラミング学習カリキュラムが無料サイトでもあるので、そちらを参考にして学習を効率的に進めることもできます。