中学校生活では体育祭や文化祭、合唱コンクールなど様々なイベントがありますが(コロナ禍で規模の縮小などもあるものの)、イベント後にはクラスや友達と打ち上げをすることもあったでしょう。
なかには、打ち上げが一番楽しみ!という学生もいるのではないでしょうか。
しかし、近年中学生の打ち上げを問題視する意見も多くあり、学校によっては打ち上げを禁止しているところもあります。今回は、中学生が打ち上げをするときに注意すべき点を解説します。
場所や時間を確認
中学生の打ち上げ場所でよく聞くのは、焼肉やお好み焼きの食べ放題のお店です。場合によっては、友達の家やマンションのパーティールーム的な場所を借りて打ち上げをしているとも聞きます。
さらに時間はかなり遅くなる場合も多く、夜10時を過ぎてもまだ騒いでいる子がいるというのを耳にします。
外のお店に行くにしろ、友達の家やマンションの一角を借りるにしろ、親目線では問題の種だらけです。誰がお店の予約をして、誰がお金を払い、そもそも行かせるべきなのか、学校側は許可しているのか、等々。
そもそも夜に中学生が何十人も集まって宴会をすること自体、迷惑行為になりかねない問題ですので、各家庭の教育方針と照らし合わせて、慎重に考えていきたいものです。
また、外のお店に行くのであれば、場所を必ず聞いて、最終決定は保護者同士が連絡を取り合った後にするべきですし、予約をする際も場所によっては保護者の方から事情を説明しておいた方が、何かと無難でしょう。
加えて、お店を出た後に近くの公園などで遅くまで遊んでいるということにならないように、「何時までに家に着く」というように門限を設定するようにしましょう。
保護者が付き添う
万が一緊急事態に陥った場合、子どもだけでは不安です。それ以外でも、移動の道中や、テンションが上がった時に度を超えてしまうのを防ぐ意味でも、保護者の付き添いはあった方が良いのは事実です。
学校側が打ち上げを禁止している場合でも、親の同伴で許可が下りることが多いです。
誰が代表して付き添うか、門限はどうするかなど、保護者同士でコミュニケーションをとらなくてはいけないのが難点ですが、なにかあってからでは遅いので誰かしらが同伴するようにしましょう。
万が一の場合の連絡方法を確認
保護者の同伴があっても、全員を見きれない場合があります。何があっても良いように、万が一の場合の安全確認をする方法を確保しておきたいですよね。
また、当たり前ですが、子どもは保護者の同伴を拒みますし、保護者間で予定が合わないなんてこともあるかもしれません。
親の同伴ができなかった場合はもちろん、何かあった時用の連絡方法を子どもと確認するようにしましょう。
地震や火災などが起こる可能性もありますし、お店の他のお客さんとのトラブルも想定されます。本来、トラブルに陥った場合はその場で大人が対応をするのがベストですが、もしその場にいない場合でもすぐに情報を得たり、駆け付けることのできるようにしておくのが良いと思います。
まとめ
今回は、打ち上げをする際の注意点をいくつか解説しました。
大人でも打ち上げは楽しいものですし、子どもたちにも自由に楽しんでほしいというのが本音ですが、やはりまだ保護者の監視が必要なのも事実です。慎重に見守り、子どもたちが安全に楽しめる環境を作れるようにしたいですね。