学年末テスト対策のポイント

さて、次回の学年末テストでいよいよ今年度最後の定期テストとなります。指導要領が改定されて1年が経つわけですが、新たな学習範囲、出題形式には慣れたでしょうか。

3学期は学年末テストの一発勝負で評定が決まることもあり、1回の重みが増します。また、1学期や2学期の評定を含め学年評定が決定する側面もあります。だからこそ、早めに対策を進める事が重要になってきます。

今回は数学と英語に絞って、テスト範囲の想定と対策のポイントについて解説していきます。その他の教科に関しても1~2月の学習プレビューを参考にして勉強していきましょう。

今月の学習内容プレビュー 1月編 〜2022年度版〜 今月の学習内容プレビュー 2月編 〜2022年度版〜

数学

想定テスト範囲
  • 平面図形(教科書p146-173)
  • 空間図形(教科書p179-209)
  • データの活用(教科書p214-237)
80点を取るためのポイント
  • 平面図形と空間図形の範囲がメインになってくるでしょう。平面図形に関しては、各種作図の方法と、おうぎ型を含む図形の面積を求める問題が頻出傾向にあります。空間図形については、様々な立体の表面積と体積を求める公式を利用できるようにしておくのは必須です。しっかりと対策しておきましょう。
  • データの活用に関しては、代表値3種類の名前と内容の理解はもちろん、度数分布表を扱う問題を解けるようになっておきましょう。

英語

想定テスト範囲
  • Unit1~8(全て)のラウンド5
80点を取るためのポイント
  • ラウンド5のテーマはリテリングです。教科書の内容をしっかりと理解している事が前提として、出題される事が予想されます。一年間で習った文法事項を総復習しておきましょう。
  • この一年間を通して、ラウンド形式における定期テストの出題傾向が見えてきたのではないでしょうか。それは、会話文を中心とした問題が多くを占めているという事です。文法学習の負担が減った分、テスト序盤から会話文の読み取り問題が続きます。会話表現をしっかりと覚え、スピードも意識しながら対策をしていきましょう。

数学

想定テスト範囲
  • 図形の性質と証明(教科書p.125-153)
  • 場合の数と確率(教科書p.158-169)
  • 箱ひげ図(教科書p.172-181)
80点を取るためのポイント
  • 各種平面図形とその性質を利用した角度や辺の長さを求める問題、そして証明問題がメインになってきます。図形分野は経験値が大きくモノを言う側面もあるだけに、問題数を多くこなしておくことも重要なポイントです。また、アルファベットなどの記号を多く扱う範囲ですので、対応順が違うなどのケアレスミスには気を付けましょう。
  • 連立方程式をはじめ計算系もほぼ毎年出題されます。もう一度復習しておきましょう。
  • 「定理と逆」の範囲に苦戦する方も多いですが、来年度に控える高校入試を考えても克服すべき優先度は高いですので、早めに対策するようにしましょう。

英語

想定テスト範囲
  • 比較(教科書p.95-101)
  • 受け身(教科書p.107-109)
  • make/callの用法(教科書p.110-111)
  • want+人+to(教科書p.112-113)
80点を取るためのポイント
  • 「比較」に関しては、基本型の理解だけでなく、原級を使った特殊表現までしっかりと確認しておきましょう。
  • 受動態と能動態の書き換え問題は頻出です。受動態のパターンを押さえるだけでなく、文構造の観点から理解を深めていけるよう取り組みましょう。