受験シーズンも佳境!本番までの過ごし方のポイント

本稿公開時点で1月25日、2022年度埼玉県公立高校入試日まで1か月を切りました。

受験本番が近づき何かと焦りが生じ始めるところですが、今まで勉強してきたことを本番で十分に発揮するには、本番前1か月の過ごし方が非常に大切です。

今回は、受験前の1か月をどう過ごすべきか、ポイントを解説していきます。

1. 勉強内容の選び方

よくある失敗例として、「試験1か月前から焦って過去問を解きまくる」というものがあります。過去問以外にも、本番直前になって新しい参考書を買ったり、背伸びして難しい問題にチャレンジすることはNGです。難しい問題に打ちのめされて自信を失い、調子を崩しては本末転倒。受験直前では、自分に自信を持つことが非常に大切になってきます。

これからメインでやるべきことは今までの復習と知識系の追い込みです。
過去にやった問題をもう一度解いて確認し、また、理社等の知識系教科はまだまだ伸びるのであきらめずに取り組んでいきましょう。

また、復習をしたり、知識を詰めたりしていく中で、「この公式いつも間違える…」「この英単語のスペルなかなか覚えられない…」と、自分の苦手な部分が浮かび上がってきます。このような不安事項は、テスト直前にも確認できるように、「苦手なことリスト」として、各教科ノート1ページ程度にまとめておくと、本番直前のちょっとしたスキマ時間にも確認でき、便利です。

Point
  • 復習メイン!今持っている力の定着を!
  • 「苦手なことリスト」を作ろう!

2. 生活習慣

1か月前からは、試験本番に向けた体づくりも大事なポイントの一つです。夜更かしして勉強すると“謎の達成感”がありますが、あれは幻想です!ご注意を!

体づくりはまず睡眠から。睡眠について特に注意してほしいのが、起床時間です。集中力が高まるのは、起床して3時間後と言われています。試験開始時間から逆算して3時間前に目覚めるように、今から習慣作りをしていきましょう。

また睡眠と同じくらい重要なのが、朝食です。普段から、朝寝坊気味で朝食を抜きがちだという受験生もいるかもしれませんが、脳を使う際にはたくさんのエネルギーを消費します。試験で使うエネルギーをしっかり補給するべく、朝食は必ず食べる習慣をつけましょう。

Point
  • 試験当日を意識して、睡眠時間をコントロール!
  • 朝ごはんは必ず食べよう!

3. コロナ禍での受験に向けて

コロナ禍で行われる入学試験では、感染症対策として会場の換気が徹底されます。試験の休憩時間だけでなく、終日窓を開けて換気する会場もあるかもしれません。そこで個人の感染症対策に並んで必要になってくるのが、寒さ対策です。

せっかく残り1ヶ月追い込みをしても、寒さが原因で力が発揮できないようなことがあっては残念ですよね。

子供は追い込みに集中する時期ですから、ぜひ、保護者の方が服装や食事面からの準備をしてあげてください。

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