1学期中間テストが大切な3つの理由

1学期中間テスト
5科計:375.5点
・英語:83.0点
・数学:79.4点
・国語:74.6点
・理科:65.7点
・社会:72.7点
1学期期末テスト
5科計:324.2点
・英語:71.6点
・数学:58.2点
・国語:64.9点
・理科:62.3点
・社会:67.2点
2学期中間テスト
5科計:324.5点
・英語:74.0点
・数学:64.2点
・国語:65.6点
・理科:64.3点
・社会:56.4点
2学期期末テスト
5科計:316.2点
・英語:64.1点
・数学:61.7点
・国語:65.7点
・理科:61.0点
・社会:63.7点

上記は、2018年の領中1年生の定期テストにおける平均点の推移です。

特筆すべきは1学期中間テストにおける平均点の高さ。逆説的に言えば、1学期期末テスト以降平均点は大きく下落していますが、実はこれは毎年のことで、塾業界では「1学期期末テストの結果が返却される頃には、結果に愕然としたご家庭からの問合せ数が増える」なんて声もあるほどです。

つまり、1学期中間テストは1年の中で(1年生にとっては3年間でと言っても過言ではなく)最も点数の取りやすいテストであり、見方を変えれば、失敗したときのダメージが最も大きなテストでもあるのです。

そういった点を踏まえて、改めて1学期中間テストから高得点目指して取り組んでいく必要性を、3つのポイントに絞って再確認です。

内申点は1年の成績から反映される

埼玉県の公立高校入試においては、1年生から3年生までの全学年の評定が内申点として得点化され、本試の得点と合算して合否が判断されます。
つまり、1年生や2年生のときに芳しくない結果を出してしまうと、いくら“受験生”になってから頑張っても“あとの祭り”ということになりかねないのです。
公立高校入試「内申点」の仕組み

特に上位校を目指す場合1年生で取りこぼすとその時点で圧倒的に不利に

①でも触れたとおり、埼玉の公立高校入試では1年生の成績も得点化されるわけですが、近年公立高校入試における内申点の目安が上昇傾向にあり、特に上位校ともなると取りこぼしが許されない水準になっているのです。
もちろんオール5であり続ける必要性はないものの、誰しもに苦手分野はあるもの。取れるものは確実に取りきっておかないと補填がきかず、1年生が終わった段階で既に“見込み無し”の高校が生じてしまう恐れさえあるのです。
公立高校合格水準、軒並み上昇中!?

これからの1年間の学習内容における基礎基本が範囲となる

数学を例に取ると分かりやすいですが、1年生の1学期に扱う「正負の数」「文字式」「一次方程式」は、全ての数学の基礎基本ですし、2年生の「連立方程式」は2学期以降に学習する「関数」などで必須の事項です。
つまり1学期中間でこけると、1年間ずっと・・・という最悪の結果を誘発することになりかねないのです。
実録!こだわり先生が実践していたテスト勉強のコツ 今月の学習内容プレビュー 4月編

比較的取りやすいテストだからと油断していると、後々まで後悔のもとになりかねません。取るべきは取りきる!という強い心構えで、最高の結果を得られるようスタートダッシュを決めたいものですね。