北辰だけじゃない?難関私立志望者は駿台模試で腕試し!

埼玉県の高校受験模試といえば、やはり北辰テストが有名ではないでしょうか。

しかし、実はそれ以外にも、知る人ぞ知る難関校向けの模試が存在するのをご存知でしょうか。今回は一部の人にしか知られていない「駿台模試」をご紹介します。

駿台模試とは

駿台模試とは、北海道から九州まで全国各地で開催される、国公私立難関高校を対象とした模擬試験です。

特徴は、北辰テストが埼玉県の公立高校入試を模した試験であるのに対し、駿台模試は全国規模かつ国立や私立の難関高校を対象としている模試試験であることです。その為、問題の難易度も受験する学生レベルも非常に高くなっており、北辰テストで偏差値70程度の生徒が、駿台模試では偏差値50程度と出ることもしばしばあります。

駿台模試を受けるメリット

難関私立高校を志望する学生が駿台模試を受けるメリットは2つあります。

1点目は「真の模試を経験できること」です。

難関私立高校の試験問題は、公立高校の試験問題とはレベルも量も大きく異なります。その為、難関私立高校志望の生徒にとって、「やや易しい問題を確実に解く」ことが求められる北辰テストは、確約取得のために一定ラインの偏差値を確保するという意味では重要ですが、「難しい問題を解ききる」ことが求められる難関私立高校入試の予行演習としては不十分となっています。

一方、駿台模試は、難関私立高校向けの問題となっていますので、本番の予行演習としては、北辰テストよりもはるかに再現性のある模試といえるでしょう。

早いうちから予行演習を行っておくことは、最終的な志望校合格にも非常に重要ですので、難関私立高校志望の生徒にとっては大きなメリットになるでしょう。

2点目は「モチベーションを維持できること」です。

駿台模試の受験を検討しているような生徒は、学校内や塾内で好成績をとっている学生でしょう。そして、彼ら彼女らにとって一番危険なのは、「周囲の皆よりはできるから難関私立高校も受かるだろう」という甘い考えを持ち、勉強へのモチベーションが著しく低下することです。

駿台模試は北辰模試とは異なり、全国各地の優秀な学生たちが受験します。その為、北辰模試では考えられないような偏差値になることが多く、駿台模試を受けた後の学生は「自分はまだまだやらなくてはいけない」と発奮することもしばしばです。心が折れてしまっては元も子もありませんが、1度ギアを入れ直す為にも、駿台模試を受験するという選択肢をもってみてはいかがでしょうか。


今年度の駿台模試はあと10月と11月の分が残っています。10月の駿台模試も現在受付中ですので、難関私立高校志望の方はぜひ受験してみてくださいね。