9月から2学期が始まり、2週間ほどたちましたが、学校生活の感覚は戻ってきたでしょうか。受験生は、ここからさらにギアをあげて志望校に向けて加速していくべき時期に入っていきます。
そこで今回は、勉強をさらに効率化させるためのスマホ利用法を3つ取り上げました。また、それに伴って留意してほしいスマホを利用する上での注意点を3つまとめました。
誘惑の最大の要因になりかねないスマホも、賢く使えば大きな武器になり得ます!
利用法
動画サイトで授業が受けられる
今では、たくさんの勉強関連の動画がYoutubeなどの動画サイトにあります。インターネット上の学習動画の良いところは、なんといっても「繰り返し見れること」です。学校の授業だったら一回きり、ノートを取り忘れたら終わりのところ、動画では何度でも視聴することができます。
時事対策
最近では時事関連の出題も一般的になりましたが、ニュース記事をまとめたサイトやアプリを使えば、自分が気になること、知っておいた方が良いことを調べてピンポイントで知ることができます。
テレビのニュースだと、中には興味のない内容も放送されますし、放送時間が決められているため時間的拘束もあります。時間に拘束されず、知りたい情報をすぐに知ることができる。スマホを活用するからこその利点です。
勉強アプリ
今日では、勉強の手助けとなる様々なアプリがあります。例えば、英単語を覚えるためのアプリや、社会や理科の暗記事項をクイズ形式で出題してくれるアプリなどがあります。
過去に勉強アプリについてまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。
スマホ時間も勉強の内!?お役立ちアプリ3選
使う上での注意点
注意①:なんでもスマホで調べない
分からないことがあっても、スマホを使ってインターネットで調べることで大体のことは解決します。つまり辞書代わりに利用できるということです。
しかし、分からないとすぐにネットに頼る、という悪癖がつくのは避けたいところです。ましてや秋以降は、思考力育成も大切な勉強のテーマになってくる時期です。なんでもネットで調べることはせず、まずは自分でよく考える習慣をつけましょう。
注意②:ゲーム等、娯楽アプリを入れすぎない
高い集中力を維持するには休息も不可欠です。勉強の合間に友達と連絡をとったり、ゲームをしたり、SNSをみたりなど、スマホでたくさんのことができますし、それも休息の一つでしょう。
しかし、スマホの中にゲーム等の娯楽アプリがたくさんあると、それだけ勉強を妨げ、休息をダラダラと長引かせてしまう誘惑も多くなります。また、休憩時間以外でも、勉強に関して調べものをしようと思ったときに、通知につられて全く関係のないアプリを開き、娯楽にふけってしまうのは“あるある”です。
勉強のギアを上げていきたいこの時期。その妨げになるような誘惑はなるべく減らしましょう。
注意③:寝る直前までスマホを見ない
一日勉強を頑張った後、布団に入り遅くまでスマホを見て夜更かししてしまうことがありませんか?勉強ゆえにできなかった友達との連絡や、ゲームやSNS等をして、気が付いたら1~2時間たってしまったなんて経験を誰もがしたことがあると思います。
実は、寝る前にスマホを見ると、スマホの光によって脳が昼と勘違いし、覚醒状態になり、睡眠不足と生活習慣の乱れを引き起こします。睡眠は学力アップには欠かせない要素で、日中勉強した内容を寝る間に脳は整理し、記憶として定着させようとします。どれだけ勉強しようと、寝ないことには無意味です。
スマホを見るのは寝る1時間前と決め、良質な睡眠を心がけましょう。