受験生必見!勝負の夏休み!で、何を勉強すれば良いの?

先週から夏休みに入り、受験戦線も一層熱を帯びてきました。特に高校受験生にとっては、まずは9月初週の北辰や校長会テストに向けて、様々にテーマを持って勉強に取り組んでいるところでしょう。

ただし、ただ闇雲に問題を解いていても成果に直結するとは限りません。

志望校や現在地によっても変わりますが、結果につながる勉強を実現するには、まずは敵を知ること=そのテスト範囲を知ることが第一歩です。

では、9月北辰ではどういった内容がテスト範囲に含まれるのでしょうか?

第4回北辰テスト範囲(9/5実施予定)

科目 テスト範囲
全体範囲 3年生分野(前回比新出単元)
英語 ・1・2年全範囲
・3年P41まで
・現在完了進行形
・形式主語
数学 ・1・2年全範囲
・3年P65まで
・平方根
理科 ・1・2年全範囲
社会 ・地理:全範囲
・歴史:全範囲

このテスト範囲は9/2実施予定の第1回校長会テストも同様で、こうしてみると、夏休み明けの模試にも関わらず、おそらく多くの中学で目下取り組んでいる内容ではなく、むしろ7月初旬頃に実施された期末テストの主要範囲が主だというケースが多いことに気付きます。

つまり、この夏の学習テーマとしては何も急いで先取りをする必要はなく、既に学習済みの内容をしっかり固めることこそが結果を得る上で最も重要なことと言えるのです。

もちろん、上位校を志望する層を中心に、難易度が上昇する2学期の内容を先取りしておくことのメリットを否定するわけではありません。

しかし、依然として続くコロナ禍のリスクも想定すれば、特に秋以降の一回一回の模試の重みは無視できません。

まずは大前提として、夏の間に基礎を固め直すことを最優先に、学習テーマを設定するようにしましょう。

学力別・志望校別夏の学習テーマ
  • 上位校志望者
  • 9月までは1学期の事項が並ぶため、この隙にどんどん先取りを進めて秋以降実戦対策を重ねる土台固めを!

  • 中堅校志望者
  • 目下の北辰対策としては先取りよりも既習事項を固める方が優先度は高い!地に足を付けた基礎固めを!!

  • まずは偏差値50!
  • 秋に浮上するには1学期までの学習事項の徹底反復&得点源確保を!