今月末から新中3生向けがスタートする北辰テスト。4つある志望校欄にどんな高校を書こうか、まだイメージできていない方も多いことでしょう。
しかし、大学進学率が半数を超える現在では、出口=大学進学率も高校選びに欠かせない観点の一つです。ましてや、特に私立高校を中心に進学に力を入れている高校も増え、保護者世代の当時とは勢力図も一変していることが珍しくありません。
そこで、埼玉県内の高校の、2017年度の大学合格実績ランキングをまとめてみました。
国公立大学合格者数ランキング(内:旧帝一工進学者数)
- 県立浦和(226:内124)
- 栄東(188:内46)
- 県立春日部(169:内39)
- 開智(157:内55)
- 県立大宮(143:内43)
早慶上理合格者数ランキング
- 栄東(388)
- 県立浦和(368)
- 開智(319)
- 県立大宮(264)
- 県立川越(176)
- 大宮開成(175)
- 淑徳与野(131)
- 県立浦和第一女子(124)
- 県立春日部(121)
- さいたま市立浦和(99)
GMARCH合格者数ランキング
- 大宮開成(512)
- 県立大宮(452)
- 開智(399)
- 県立川越(384)
- 県立浦和第一女子(305)
- 栄東(302)
- さいたま市立浦和(301)
- 県立春日部(293)
- 県立川越女子(288)
- 川越東(287)
私立大学のランキングは10位まで広げてみましたが、カテゴリ毎に名を連ねる高校名も異なり、単なる実績だけでなく各高校の目指す所も透けて見えてきます。
特に最近の私立大学は受験方式の多様化が進み併願しやすくなったこと、そもそも高校によって生徒数も異なれば進路指導方針も異なるので、必ずしも上記のランキングが進学力とイコールであるとは言い切れないものの、その実力を推し量る上で一つの目安にはなるでしょう。3年間だけでなく、その先を見据えたイメージを持つためにも、一つの参考にしてみてください。