本稿公開時点で、今年度最初の定期テストまで残り1ヶ月を切りました。
指導要領が改訂されてから初めてのテストとなりますが、特に英語などの科目は教科書の単元構成が大きく変わったため、テストではどのように出題されるのか予想が付きづらくなっています。
また、テストまでの1か月にはGWも挟みますし、GW明けにテスト範囲が発表されてからでは手遅れになる懸念も・・・。
そこで今回は、テストに向けて“三週間前から”を目安にどのように対策をしていけばいいのか、についてお話ししていきたいと思います。
3週間前
学習範囲の確認と想定
各教科において、ここまでで何を勉強してきたのか、またそれを踏まえた上でテスト範囲をある程度想定することはとても重要なことです。細かな単語を暗記したり内容を理解することももちろん重要ですが、全体とその流れを確認しておくことで、勉強の目処が立ちやすくなります。
また、特に2・3年生は、前学年の3月、つまり学年末テストの後に学習した事項もテスト範囲に含まれがちですので、前回までのテストで見つかった反省点と課題もしっかり再確認しておきましょう。
- 学習内容と流れを確認!
- 前回までの反省点を再認識!
2週間前
時間のかかる暗記系から
英単語や漢字、社会などの暗記系は、時間をかけ手数をかけることでしか定着しません。前日に慌ててやっても、それで取れる点数には限界があります。十分に日程に余裕を持ってインプットを進めるようにしましょう。
まだ部活動があるため、長い時間を確保するのが難しい場合もあります。だからこそスキマ時間も有効に活用して、コツコツと蓄積した“準備”が後々モノを言うことを肝に銘じて取り組みましょう。
また、この時期にはテスト範囲も発表されているため、ワークなどの提出物関係にメドを立てられていると、テスト期間に提出物に追われることなく実戦演習に時間を割くことができるため、より有意義な時間を過ごすことができます。
- 暗記系は早めの着手を!
- スキマ時間を有効活用しよう!
- 提出物関係には早めに着手しよう!
1週間前
演習時間の確保
勉強の基本は、インプット(=つまりは暗記)したことをアウトプット(演習)することです。覚えたと思い込んでいても、いざ問題を解いてみた時に全くできない・・・というのは“あるある”です。
演習を重ねることで、理解出来ていない所や弱点を見つけることにもつながります。また、去年の過去問などが手に入れば取り組んでおくと、点数アップにつながるかもしれません。
- ひたすら演習!十分な時間を確保しよう
- 弱点を見つけて徹底反復しよう!