中1の1学期、いきなり「1」を取ったこだわり講師の回顧録

皆さんは、「英語」という科目に対してどの様な意識を持っていますか?

好きな人もいれば、見てるだけでもお腹が痛くなってくる人、アメリカ人を羨ましく思った人など、様々な人がいるでしょう。

今回の記事では、私が何よりも苦手だった英語を、1年後には1番の得意科目にした方法を紹介したいと思います。

最初の定期テストで大コケ…

中学1年生の1学期、初めて受け取る通知表にあった私の英語の成績は、五段階中最低評価の「1」でした。

アルファベットや簡単な文法しか出題されない1学期中間テストでさえ42点止まりで、授業の内容もほとんど理解できていませんでした。それに危機感を感じてその年の夏頃から通塾を開始し、私の逆転劇が始まりました。

苦手を克服するために行った“たった3つ”のシンプルな事

  1. ひたすら単語を暗記する
  2. 文法に関する暗記事項も確認
  3. ひたすら演習

まずは英単語。塾で与えられた単語帳を毎日1ページ、単語数にして10~20個程度を覚えるといった宿題をこなしました。暗記が決して得意というわけではなかったので、その分最初は時間もかかりましたが、毎週の授業の最初に行われる単語テストでは毎回満点に近い点数を継続して取ることをノルマに、取り組みました。

またそれに加えて、文法事項の中の暗記項目も必ず覚えるようにしていた記憶があります。次第に英語がどのようなものであるかが理解できるようになり、英語の語順の感覚も身に付き、備えた単語力も相乗的に活かされてきたのを実感しました。

次に行ったのはひたすら演習量を増やすことです。とにかく英語の様々な問題パターンに慣れ、動詞の活用などに代表されるケアレスミスをなくし、さらには回答速度も上がったので、テストでも浮いた時間で何度も見直しを徹底しました。

継続して勉強した結果…

夏からの約8ヶ月間ひたすら上記の勉強を継続した結果、二学期の成績は「4」、三学期にはついに「5」を取り、実力テストでは校内で1桁の順位を取れるようになるほど、すっかり英語が得意科目となりました。

それからも英語力を徐々に上げ、高校受験、大学受験でも他の教科を引っ張る主力教科になりました。

英語を勉強する上で大事な事

英語という科目は、単語や文法などの基礎が身についていなければ当然テストでも点が取れず、ますます苦手意識を持ってしまう科目です。しかし逆の言い方をすれば、それらを着実にこなし、土台を固める事ができれば、一気に英語力は飛躍します。

特に中学の内は単語や文法などの基礎的な問題が占める割合が非常に高いので、一度波に乗れば勉強の仕方が自分でわかるようになり、安定して高得点を取る事ができるようになると思います。