この時期になると、受験生は言うまでもなく、中1や中2は期末テストの結果に悲喜こもごも。もちろん小学生も進級や進学を見据えて、学習不安が高まってくる時期です。
そんな中、集団指導塾に通うのか個別指導塾に通うのかで迷うケースだけでなく、特に指導形態の似通った「家庭教師か個別指導か」で迷われるケースも見られます。
そこで、家庭教師の経験も有するこだわり講師の一人に、講師目線で考える家庭教師と個別指導のメリデメについてアドバイスしてもらいました。
家庭教師のメリット
- 通う必要がないので楽&安心(特に夜間)
- 日程調整がしやすい
- 1対1なので些細なことでも聞きやすい
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やはり一番のメリットは、家に居ながらにして授業が受けられる安心感。そして、塾などに比較して日程調整がしやすい為、諸々の予定に対して柔軟に対応してもらいやすいことが挙げられると思います。
また、1対1の関係性なので、信頼関係さえ築ければ、周囲を気にすることなく質問できる環境も、家庭教師の大きなメリットです。
大人数で学習する環境が苦手だというタイプには、家庭教師はピッタリかも知れません。
また、1対1の関係性なので、信頼関係さえ築ければ、周囲を気にすることなく質問できる環境も、家庭教師の大きなメリットです。
大人数で学習する環境が苦手だというタイプには、家庭教師はピッタリかも知れません。
個別指導塾のメリット
- 緊急時にも代役の先生が見つかりやすい
- 実績やOB/OGの存在等、受験情報が充実
- 情報交換の場となる
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講師の側にも何らかの緊急な事情が生じるケースがあり得ます。そんな時でも、塾であれば代役の先生がいる場合が多いですし、一定頻度での学習機会を担保することが可能になります。事実、以前に交通事故に遭いしばらく勤務できなくなった際にも、代役の先生がいたおかげで担当生徒の学習を滞りなく進められたことがありました。
また、個人稼業になりがちな家庭教師に比べれば情報量は圧倒的ですので、この点も塾の大きなメリットです。
また、個人稼業になりがちな家庭教師に比べれば情報量は圧倒的ですので、この点も塾の大きなメリットです。
家庭教師のデメリット
- 希望条件を満たす担当が決まるまで時間を要する場合がある
- 家でやるので緊張感を欠きやすい
- 担当のノウハウに依存するので受験対策で不安
voice!
家庭教師は1対1の近い距離間で接することになる為、相性が非常に重要になってきます。ですので、相性の合う先生が見つかるまで当面は先生探しが続きますし、妥協すれば後々後悔することになりかねません。
また、最も安心できる環境ということは、最も緊張感を欠きやすい環境とも言えるので、“机に座り慣れている”かどうかも、見逃せないポイントだと思います。
また、講師側からすれば、その子にとって最適なアプローチを模索する上で、相談相手のいないケースが多くなりがちで、その分講師のノウハウや状況判断に依存してしまうこともデメリットの一つとして、押さえておきたいポイントです。
また、最も安心できる環境ということは、最も緊張感を欠きやすい環境とも言えるので、“机に座り慣れている”かどうかも、見逃せないポイントだと思います。
また、講師側からすれば、その子にとって最適なアプローチを模索する上で、相談相手のいないケースが多くなりがちで、その分講師のノウハウや状況判断に依存してしまうこともデメリットの一つとして、押さえておきたいポイントです。
個別指導塾のデメリット
- 講師によっては誰に対しても画一的な指導になる場合がある
- 講習費や教材費等で、経済的負担が大きくなる場合がある
- 夜遅くなると治安面の不安
voice!
塾によっては指導方法やテキストがマニュアル化されている場合もあります。個別指導は先生の多様性も強みの一つになってきますので、誰に教わっても同じであればメリットが一つ無くなってしまいます。
また、夏期講習や冬期講習、その他講座やテキスト代など、通常の授業料以外にも何かと負担のかかる場合がありますので、その点は心しておくべきだと思います。
また、夏期講習や冬期講習、その他講座やテキスト代など、通常の授業料以外にも何かと負担のかかる場合がありますので、その点は心しておくべきだと思います。
まとめると、目的意識を持って自分で行動できる積極性や学習習慣があれば、家庭教師のメリットが活きますし、デメリットも気にならなくなると思います。
一方で、勉強嫌いで学習習慣もなく、また何も分からないところからのスタートなら塾の方が安心感は上でしょう。
そういった特性や相性も考慮して、学習パートナー選びを考えてみましょう。