テキストや参考書を読み込み、問題集で練習を重ねる。これが自学の王道でしょうが、特に日常的に学習習慣の確立されていない場合には、王道を歩むにも心理的障壁が高く、なかなか気持ちが前を向かないというもの。
「もっとラクして成績が上がればなぁ」
「遊びみたいに楽しい勉強方法があれば頑張るのに」
こういった声も、実はほとんどの方にとって身に覚えのある本音ではないでしょうか?
そこで、Manavoを運営する個別指導「こだわり」塾の講師陣にもアンケートを実施し、「一見遊んでいるように見えるけど、実は勉強に役立っていた」というマル秘勉強法(?)をピックアップ!
身近なところから是非、お試しください。
マンガ・アニメ
- 「マンガ日本の歴史」は流れを知るためによく読んでいました。Youtubeなども併せ見て、視覚的にイメージを膨らませるとより効果的です(Youtubeは、その情報が正しいかどうかの判断は必要です)
- 「銀魂」を見ていたおかげで歴史の授業の時に頭に入ってきやすかった
- 歴史好きなら「三国志」がオススメ!登場人物の数が膨大なので、人物名をはじめ用語類を覚えるコツのようなものも身に付きます。
ゲーム類
- 数独やパズルは、粘り強く考える力を養うにはピッタリだと思います。
- 小さい頃に父親と将棋を指していましたが、今でもアプリで詰め将棋をしたり、頭の体操に効果的だと思います。
- 小さい頃によく家族で「ことわざカルタ」をやっていました。最低限50個のことわざは、やっている内に自然に身につけられました。
- 「アルゴ」という推理カードゲームは、論理力や集中力、思考力を養うのに効果てきめんだと思います!
海外の映画を英語音声&日本語字幕で見る
- 集中して音声を聞き取ることで、英語を素早く日本語に対応させる練習になった。
- リスニングなどに役立つのはもちろん、異文化の理解や信仰・常識の差をイメージできるので現代文にも効果があるのではと思います。
- 映画ではないですが海外のYoutubeを見ると、字幕付きのものも多く、リスニングだけでなく和訳の参考になります。
- 洋画・洋楽の世界から英語に入ることで、学校の授業では疎かになりがちな発音を重視できた。
小説
- 星新一の作品は一編が短く手軽に読めますし、内容も良い意味で軽いので、活字嫌い克服の導入編にオススメです。
- 「浜村渚の計算ノート」シリーズは推理系の物語をベースに、馬鹿にできないレベルの数学のエッセンスが散りばめられており、これを読んで少し数学が好きになりました。
Youtube
- ○○の作り方(酒、マーガリン等)といった動画の内容が、実際の入試の問題として出ました(笑)
- 「戦国炒飯TV」という番組は、なんとなーく歴史が学べて面白いです。
他にも、「小さい頃から生物の図鑑が好きでよく読んでいたので、理科に抵抗がなかったです」「博物館に行くなどして遊びの中に理科や社会を取り込むのも効果的だと思います」といった意見や、「ディズニーランドでアトラクションの待ち時間にパーク内の英語のアナウンスに耳を傾けていました。電車内のアナウンス等もそうですが、リスニングの良い対策になりました」といった声も。
要は、どんなことでも学びの意識を持つことができれば、有意義な学習機会に変換できるということなのでしょう。
アナタの身の回りにも、学びのチャンスはあふれているかもしれませんよ?