中間テスト対策、もう始めていますか?

本稿公開時点で、2学期最初の試練とも呼ぶべき「2学期中間テスト」までちょうど20日前となります(領中実施分)。

従来であれば、約2週間前にテスト範囲が発表され、1週間前から部活動もお休みとなり、少しずつテストに向けての備えを進めていくところですが、今年に関しては未だ収まらぬコロナ禍の影響もあり、悠長なことも言っていられないのが実情です。

思い返してみれば、2か月前に実施された1学期期末テストでは、例年の1.5倍相当ものテスト範囲が課された科目もあり、平均点を見ても苦戦した子が多かったようです。

そして今回のテストも、例年と比較して登校日数が少ないにも関わらず、ある程度のペースで学校の授業が進んでいる事情からも、前回ほどではないにしても、相応の覚悟と準備は必須な情勢となっています。

そこで今回は、特にスケジュール管理という観点から、中間テストに向けてどういった備えをしていくべきかのポイントについてまとめてみました。

3週間前
前回の反省点確認
まずは前回のテストにおいてデキたこととデキなかったことを再確認しましょう。
特に英語や数学といった積み重ね型の科目は、1学期に学習した事項を基礎として、2学期にはさらに応用した分野に取り組むケースが多く、1学期にデキなかったことを放置しておくことは、そのまま2学期の苦戦に直結します。
また、原則的には前回のテスト範囲の続きが今回のテストにおけるメインの内容になってくるため、改めて今回のテスト範囲がどこから始まるのかを認識する機会にもなります。
  • 前回のテスト範囲の内容を確認し、課題を確認
  • 前回のテスト後から現在に至るまでの仮想テスト範囲を具体的にイメージしておく
2週間前
暗記モノを中心にテスト勉強開始
まだ部活動もある中で、まとまった時間を確保するのは難しい面もあります。
一方でテスト期間に入ってからまとまった時間を確保しようにも、物理的に1週間という期間ではできることも限られてしまいます。
また、演習に際して、前提となる知識がなければそもそも対応するのは難しいことも事実です。
学習習慣という観点からも、基礎となる学力の習得という観点からも、テスト期間に向けた備えとして、暗記モノから着手してみましょう。
また、余裕がある場合には、この時期にテスト範囲の確認を一巡しておけば、テスト期間により実戦的な練習を重ねることもできます。
  • 英単語、漢字、計算公式等、暗記モノは1週間前までに網羅しておこう!
  • 理社は覚えることが多いので、早めの着手を!
  • 余裕があればワーク類を中心にテスト範囲の確認を一巡しておこう!
1週間前
実戦練習中心に得点力UP
覚えたつもりでも、いざテストとなると思いのほか点数が伸びないというのは“あるある”の一つです。
覚えた知識を使えるように演習を重ねることで、知識の定着を図ったり、理解度が深まったり、伴って応用力を養うこともできます。
学校のワークや、塾に通っている場合はオススメのテキストなどを紹介してもらい、演習を重ねて実戦力を養成しましょう。
  • 演習を重ね、インプットした“知識の使い方”を習得しよう!
  • テスト範囲を一巡した場合は、苦手分野を反復して課題を解消していこう!