こだわり講師の留学挑戦記 Part 1 〜留学準備編〜

グローバル化の波が押し寄せる中、近年徐々に留学というものが身近になってきました。
大学生のみならず、中学生・高校生の間から留学を希望している生徒も増えてきた印象です。

そんな中、とあるこだわり講師が現在留学に挑戦中です。今回はその先生にオンラインインタビューしました!

profile

名前:池田 圭治
出身:栃木県(の山の方)
担当教科:数学・理科等
特技:早寝早起き
マイブーム:野球観戦(巨人ファン)
小さい頃の夢:ベジータになること

留学概要

行き先と計画を教えてください!

大学を休学して、アイルランドに1年間留学することにしました。現地では語学学校に通ったあと、大学に行くかインターンシップに参加するかの2択があり、私は後者を取りました。

アイルランドってマイナーじゃない?どうして選んだの?

留学費用が安かったからです。アイルランドはイギリスの1/3程度の料金だったので即決しました(笑)

留学準備編

留学しようと考え出したきっかけは?

大学の勉強をほどほどにした”普通の人”で卒業したくなかったんです。普通が嫌なわけではないですが、小さい頃から変わったことをすることがかっこいいと思ってました(笑)
そんな思いもあり帰省するたびに父親に、「卒業までに何かしらチャレンジしたい」と相談していたのですが、ふとしたタイミングで「留学してみたら?」と返ってきて、留学を考え出しました。

休学&留学は大きな決断だと思うけど、悩んだりした?何か決め手になることはあった?

父親に留学の話をされてから5分後には行く決意をしました。
父親の「金なら出せる」の一言が、生まれて初めてかっこよく見えて、ここまで言ってくれるなら本気で頑張るかと思いました。

どうやって手配したの?

大学で手配するか、留学のサポートをしてくれるエージェントに依頼するかが主な手段になると思います。
前者は海外の大学に行く場合に用いたり、夏休み等の短期留学の場合に安く済む、かつ手続きも簡単というメリットがあると思いますが、学校が絞られてしまうなどのデメリットもあります。
私はエージェントに留学プランの見積もり・手配を依頼しながら、航空券や滞在先等は自分で手配しました。

留学の準備にあたって大変だったことは?

現地での滞在先を決めるのに苦労しました。
アイルランドではワンルームの物件はないので、留学生向けのシェアハウスかホームステイの二択から選ぶ必要がありました。シェアハウスを選んだのですが、当然土地勘もないので、Google Mapとにらめっこしながら決めました(笑)

ぶっちゃけいくらかかるの?

授業料は1年で100万弱ほどです。家賃は首都ダブリンのシェアハウスで、川口のワンルームと同じくらい。生活費は日本より気持ち高くなるかなって感じです。

留学してやりたいことはどう考えてた?

アイルランドのいろいろな会社でインターンシップに挑戦するつもりで出発しました!

逆に不安に思っていたポイントは?

やっぱり英語です。最初の1,2か月はろくに話せないと思っていたので、生きていけるか不安でした(笑)

留学する上での留意点等はありますか?

留学先の学校を決めるときは学校により特徴が異なるので、パンフレットが英語でもちゃんと読んだほうがいいと思います。私は20冊くらいのパンフレットを1ヶ月かけて読みました。
あとは実際に渡航する際の話になりますが、入国審査の準備はしておきましょう。このご時世だったこともあり、入国審査で別室に行き1時間くらい話してやっと入れました。銀行の残高証明、滞在先の住所が書かれたもの等があると便利です。

いざ留学挑戦!

やっぱりコロナの影響は受けた?

向こうに行って1週間でシェアハウス内に感染者が出て、すぐ帰国するハメになりました・・・。

えっ、日本にいるの?詳しく聞かせて?

入居して7日目に、私と入れ違いで帰国した生徒が感染したと連絡がきました。そのことを親と相談して、出来るだけ早く帰国することを決めました。
次の日、ハウスメイトの1人の具合が悪くなり、PCR検査の結果すぐに陽性が判明しました。ハウスメイトは入院ではなく自宅待機を命じられ、他のハウスメイトで食事を作り届けていました。今考えると濃厚接触でしたね。
その10日後に私は帰国しました。帰国して3日後には、ハウスメイト全員の感染が判明したから気をつけてくれとメールがありました。私は空港で検査して2週間後に結果が届き、なんと奇跡の陰性でした。今は栃木の実家にいます(笑)

何はともあれ無事でよかった・・・。現地はどういう状況だったの?

私が滞在してたのは3月下旬から4月上旬までで、その時はもう都市封鎖の状態でスーパー以外の店は閉まっていました。スーパーも入店人数制限&ソーシャルディスタンスが徹底されていましたが、マスクをしている人は7割程度でした。

短い期間の中だけど何か海外ならではの経験はした?

少し遠くのアジア系スーパーに行った帰り、ちょっと道を間違えて薬物を吸ってる人たちのたまり場に遭遇し、22歳、久々に全力で走りました(笑)
薬物中毒らしき人は発狂しながら歩いてたりするのですぐわかりますし、実際に少なからず見かけるので注意が必要だと思います。

今後はどうするの?

タイミングを見計らって留学を再開する予定です。
アイルランドでは緩和政策のロードマップが明確化されており、3週間おきに徐々に規制が解けてきています。予定では7/20に規制が全て解けるので、そのタイミングで再度行こうと考えています。

後編へ続く!(行けなかったら続きません)

池田先生