長い休校期間が明け、学校生活も再開されましたが、急に規則的な生活を強いられるようになった一方で、食生活をおろそかにしてはいませんか?
集中力や記憶力などの学習効率を高めるには、食事はとても大事ですし、しっかりと栄養ある食事を取らなければ免疫が低下し、体調不良にも繋がります。
そこで、そんながんばる学生の為に、花咲徳栄高校食育実践科の全面協力のもと、受験や試験勉強に効果抜群な食事「スタメシ」をご紹介します。
早速今晩のおかずに!レシピ紹介
サバーグ
(En:219kcal Ca:299mg Fe:2.9mg)


●玉ねぎ 50g ●生姜 10g
●パン粉 50g ●醤油 15g
●油 30g ●大根 300g
●大葉 5枚 ●ポン酢醤油 適宜
- 豆腐に重石をして水分を除く。
- 玉ねぎはみじん切りにし、生姜はすりおろす。
- 大根はすりおろして水分を軽く絞り、大葉は洗って千切りに切る。
- ボウルにサバの水煮缶を開け、豆腐、玉ねぎ、生姜、パン粉、醤油を入れ、混ぜ合わせる。
- ④の生地を5等分にし、楕円形に形を整え、油を敷いたフライパンで焼く。(生地がやわらかい場合は少し片栗粉を加えても良い)
- 器に付け合わせの野菜を盛り付け、手前にサバーグを盛り付け、大根おろしと大葉をのせて、食べる直前にポン酢醤油をかける。

●ちくわ 3本 ●レモン汁 大さじ1
●オリーブオイル 小さじ1
●かつお節 1袋 ●塩・胡椒 少々
- 鍋に湯を沸かして塩(分量外)を少々入れ、良く洗ったアイスプラントを30秒程度茹でる。
- アイスプラントをザルにあげて氷水にさらし、良く水気を切って食べやすい大きさに切る。
- ちくわは縦半分に切って斜めに切る。
- ボウルにアイスプラントとちくわを合わせ、混ぜたところにオリーブオイルとレモン汁を振りかけ、塩・胡椒で味を調える。
- 器に盛り付け、かつお節をのせる。

●スライスベーコン 2枚
●ホールコーン 50g
●油 少量 ●塩・胡椒 少々
- じゃがいもは良く洗い、皮付きのまま乱切りに切る。
- ①のじゃがいもの水気を切り、素揚げをする。
- フライパンに少量の油を敷き、ベーコンとコーンを炒め、素揚げしたじゃがいもを加え、塩・胡椒で味を調えて器に盛る。
トマトと豆苗のお味噌汁
(En:35kcal Ca:15mg Fe:0.5mg)


●茗荷 2本 ●味噌 50g
●顆粒だし 4g ●水 750cc
- トマトは湯むきをして種を取り、角切りにする。
- 豆苗は根元を切り、熱湯でさっと茹でて冷水にさらし、食べやすい長さに切る。
- 茗荷は縦半分に切り、斜め薄切りにする。
- 鍋に水を入れて火にかけ、顆粒だしを入れ、角切りにしたトマトを入れ温める。味噌を溶き入れ味を調える。器に豆苗を入れ温かい汁を注ぎ、茗荷を添える。
角切り野菜と納豆のツナマヨサラダ
(En:105kcal Ca:98mg Fe:1.4mg)


●胡瓜 1本 ●納豆 1P
●かにかまぼこ 3本
●ツナ缶(小) 1缶
●マヨネーズ 40g
●かいわれ大根 適宜
- 大根、人参、胡瓜、かに風味かまぼこは5㎜角の大きさに切り、人参は軽く下茹でをしておく。
- かいわれ大根は根元を切り、水洗いしておく。
- ボウルに納豆を入れ、添付のタレを加えてかくはんし、5㎜角の大きさに切った野菜、かにかまぼこと合わせる。ツナとマヨネーズを加え、塩と胡椒で味を調える。
- 器に盛り、かいわれ大根をのせる。
免疫力を高める食材として食物繊維が豊富なきのこ類、腸内の善玉菌を増やす発酵食品(味噌、しょうゆ、納豆、ヨーグルト)などがあります。
ある特定の食材を食べれば免疫力が高まるというわけではなく、これらの食品を意識しながら栄養バランスのよい食事をすることが大切です。
また「笑う」ことも免疫力を高めます。コミュニケーションを図りながら楽しい食事を心掛けてみましょう。
花咲徳栄高校 食育実践科とは?
厚生労働大臣より認可を受けた調理師養成施設校で、卒業と同時に調理師免許が取得できます。本校の食育実践科は、食育を実践する新たな教育活動を行い、社会で活躍できる食のスペシャリストを育成しています。
同校は、文部科学省の「スーパー食育スクール事業」指定校(2014~2016年度)および、「つながる食育推進事業」モデル校(2017年度)となりました。その経験を生かしながら、継続して食育活動に力を入れています。主な取り組みとして、食育実践科の生徒が主体となり、普通科の生徒に向けた食育指導や、地域の幼稚園、小中学校との交流授業などがあります。
その中で、特色ある取り組みとして「アスリートメシ(通称:アスメシ)」、「スタディメシ(通称:スタメシ)」、「CaFeメシ(通称:カフェメシ)」の3つのコンセプトに合わせた食事提供を実施しています。食育実践科の生徒がレシピの考案、調理、配膳、片付けを担当し、食事の時間を利用して食育指導も行っています。


