新入生よ覚悟!中学進学でここまで変わる1日の流れ

いよいよ入学式シーズン。特に新たに中学に進学された方々は、どんな新生活が待っているのか胸を躍らせていることでしょう。

しかし、楽しいことばかりではない現実にも、しかと目を向けなければなりません。下の図は、一般的な中学生の1日のスケジュールです。やはり小学生の1日と比較して最も大きな違いは、部活動の存在でしょう。

朝起きて登校し、部活動を終えて帰宅するまでは全員が同じ時間の使い方をすることになるので、帰宅して食事を取って以降、夜7時ごろからの「自分の時間」の使い方次第で、個々に差が生じることになります。

部活動以外のクラブ活動や習い事に取り組むのか、あるいは塾に通うのか、はたまた自宅で宿題や予習復習に取り組むのか、それとも・・・。

特に最近は、クラブ活動や習い事に継続して取り組んでいる子が増えており、一層限られてくる時間の中で、いかにして一定の学習習慣を確保していくかという課題が大きくなっています。

そういった点を踏まえて考えれば、なおのことご家庭でのフォローや、時には塾の存在をうまく活用することが重要になってきます。

放課後の使い方、先輩はどうしてた?

実話① 1年1学期から学年トップの超ロケットスタートを決めたA先輩

毎日何時間もガリ勉をしていたというよりは、英単語や漢字練習といった基礎学習は毎日少しずつでも疎かにしないようにしていましたし、予習復習など最低限のことを欠かさず継続したことが結果につながったのだと思います。

毎日1時間でも2時間でも学習する習慣があれば、テスト期間などいざという時にも頑張れますし、やっぱり継続は力なりだと思います。

実話② 部活と両立しつつ某トップ校へ進学したB先輩

比較的拘束時間も長い部活だったので、できるだけ効率的に時間を使えるよう、塾をフル活用していました。

具体的には、朝早めに起きて勉強し、疑問を取りまとめる。学校が終わって夕食を取り、塾に行って朝の疑問を先生に質問攻めにする。塾から帰る時に次のプリントをもらって帰り、翌朝・・・という具合です。

やっぱり一人でやるには限界もありますし、使えるものは使えるという精神で(笑)、塾を使い倒したことが勝因だと思います。

実話③ ひたすらに右肩下がりで志望校も夢と散ったC先輩

毎日部活動に全力投球で、帰ったらヘトヘト・・・。ご飯を食べてお風呂に入って、起きててもゲームをしたり、体力が余っていたらいたで素振り(野球部所属)と、勉強に割く時間はゼロでした。

テスト期間も単に部活が無くなって自由時間が増える期間という位置づけだったので、成績など上がるわけもなく、当然のように志望校には落ちてしまいました。

後々大学進学を目指すことになった時にも、そもそも机に向かうというストレスとの戦いから始めなければならず、やはり習慣は大切だとつくづく思います。