進学・進級の季節がやってきました。特に、新たに中学校に進学されるご家庭では、これから始まる新生活を楽しみにされると同時に、小学校時代とはどう変わっていくのか、さらには3年後の高校受験に向けて何をすべきなのか、不安を抱えておられる方も多いことでしょう。
中学生活はアッという間に過ぎていきます。また、その中で、受験に向けて親が担うべき役割も多く、やることを明確にして、計画性を持って備えておくことが重要になります。
中学1年生の1年
・部活動入部
・英検
・市民体育祭
・2学期中間テスト
・合唱コンクール
・球技大会
上の図は、中学1年生の主なイベントを示したものです。
一年を通じて、部活動関係や文化系の活動など、何らかの学校活動が絡んできます。上記には記載していませんが、2年生や3年になると修学旅行をはじめとした泊り込みでの課外活動もあります。また、受験を考えれば、英検や漢検などの資格取得に向けた準備も、早めに始めておくべきです。
中学生活をより充実したものにする上での一つの条件は、スケジュール管理と言っても過言ではないでしょう。
中でも、小学校の時と大きく変わるのは、年に5回ある定期テストの存在です。「ウチの子は大丈夫なのかしら」「テスト勉強ちゃんとできるのかしら」等々、不安は絶えないものです。
まずは最低限の準備として、いつ、何があるのかを把握し、“その時”に慌てることのないように備えましょう。
- テスト期間(外部試験含む)
- テスト範囲
- 提出物と期限
テスト期間だからといって必ずしも勉強に専念できる期間とは限りませんし、英検や漢検、あるいは模試も含め、周到に準備を進めるようにしましょう。
定期テストの約2週間前に配布されます。いざテスト期間に突入してから慌てることがないよう、事前に範囲を把握し、前もって計画を立て準備を始めましょう。
特に定期テストに際して、ワークやノートの提出を課される科目があります。この提出物を期限にきちんと提出していないと、テストの点数に関わらず内申を大きく減点されますので、要注意です。