卒業式や入学式など、各所で門出を祝したイベントの多いシーズンです。(今年に限っては残念ながら・・・というところも多いようですが)
街ゆく着飾った人々を見ていると、それだけでこちらも晴れやかな気分になる、そんなハレの日ですが、世界を見渡せば、着飾ってるどころじゃない変わった式典も・・・。
今回はそんな一見風変わりな卒業式をご紹介します。
最後までHAPPYな気分になれるお菓子の首飾り
沖縄では、チョコやアメ、うまい棒などを透明な筒状の袋に入れて輪にした「お菓子の首飾り」を渡す習慣があります。
最近では首飾りだけでなく、お菓子の帽子、傘などもあるようです。 多くもらえる子とそうでない子に分かれてしまうこともあり、学校側で自粛を呼び掛けているところもあるようですが、卒業式シーズンになると、地域のスーパーや商店にもお菓子の首飾りを並べた特設コーナーが出現するほど、イベントとして定着しているそうです。
顔までお菓子で埋まりそうな首飾りは、見た目にも楽しいですね。
卒業式にメイドが集結!?ロシアの正装は・・・
ロシアの卒業式では、女子学生が黒や茶色のミニスカートのワンピースに、白のフリルいっぱいのエプロンをつけた「メイド服」のような服装で式典に臨みます。
実はこれ、ソ連時代の典型的な学校制服で、普段は白いエプロンは汚れるので黒いエプロンを着ていたとのこと。そして入学式と卒業式は特別な日だからと白いエプロンを着ていたそうです。
ソ連崩壊後はこの制服を着ることも少なくなったようですが、最近また人気が出てきたそうです。日本人がこの光景を見ると「卒業式にメイド服?」と思いますが、ロシア人はメイド服を見て「なぜ制服?」と思うのでしょうね。