春から実施される新指導要領においても、その内容が拡充される「プログラミング」。そうした流れを踏まえてか、最近は子供の習い事としても人気&注目を集めています。
今回は、川口市でロボットプログラミング教室を展開するカルチャーBOX様の教室を訪問してきました。
- 埼玉県川口市本町2丁目7−25
ミエルかわぐち1階 - 体験連絡先:0120-948-514
- WEBからのお申し込みはコチラ
教室長にインタビュー!
教室長様の自己紹介をお願いします。
カルチャーBOXミエルかわぐち教室教室長の松下です。キッズ教室を担当して今年で14年、“大人”になっても役に立つ応用力を身につけてもらう“塾”として、長年生徒様と接して参りました。
今でもこの教室から巣立った生徒様が大学進学の報告に来てくれたり、講師として応募してくれたりすることも多く、いつも「教室をやってよかった~」と感じております。
今後も生徒様の成長の一助になれる教室を目指し、運営してまいりたいと思います。
サービスコンセプトを教えてください。
子どもの好きなブロックを通して、問題発見能力や問題解決能力、応用力を身につけて頂くことを目指しています。
生徒様や保護者様から頂いた声の一部をお聞かせいただけますか?
次のようなありがたいお声を、たくさん頂いています。
- テキストを見て自分で判断し、いろんなロボットが毎月作れるので楽しい(生徒様)
- 完成したロボットを改造したり、先生がミッションを出してくれるのでそのミッションに挑戦するのが楽しい(生徒様)
- 本や教科書を読む力が付いてきた。90分座ってロボットの作成に取り組むので集中力もついてきたように思う(保護者様)
- 今までは出来ないことがあると投げ出すところがあったが、教室で先生のヒントをもとに間違いを自分で見つけ、直して動き出すことを繰り返していく内に、あきらめることがとても減りました(保護者様)
科学やプログラミング教育の重要性についてはどうお考えですか?
これからは単一の答えを求めていくのではなく、何が問題なのか、どうすれば答えにたどり着けるのか、他に解はないのか等、考える力が必須になります。その力を身につけるためには、いろいろな分野での経験や工夫、プレゼンを授業の中に幅広く取り入れる必要があると考えております。
そのために当教室ではいち早くSTEMの考えを取り入れて授業を行っておりますが、そこでは科学・プログラミング能力を身につけることはとても重要と考えております。
これら理数教育にはどのようなメソッドが必要と感じられますか?
理数系に限らない話にはなりますが、一番はお子様それぞれの特徴や能力を見つけ出し、問題点や伸びしろを見つけること。そしてその力を伸ばしてあげること、ホメてあげることなどが、教育には必要なメソッドと考えて日々研究しています。
他にもアピールポイントがあればお願いします。
無料の体験授業も行っております。お気軽にご参加いただき、お子様が楽しみながら真剣に取り組む姿を是非ご覧ください!
取材後記
印象的だったのは、「先生!」を手を挙げて自発的に質問する生徒さんが後を絶たないこと。我々が「何をしているの?」と質問しても、自分が作りたいものや、今トライしている作業を分かりやすく説明してくれた。自分が今、何をしているのかを良く分かっていると感じた。
塾で教鞭をとっていると、理系科目かどうかに限らず、自分が行っている計算や手順の意味を理解しないまま、ただパターン的に解き進んでしまう生徒さんも少なからず見受けられる。しかし、物事を正しく理解することは、課題に際して適切な改善策を検討したり、あるいは応用していく上で重要な1stステップだ。
事実、当教室の生徒さん達は、「作ったロボットがうまく動いてくれない!」といった時にも、自分の作業を見直し、自分で考えてプログラムを書き換えたり、分解して組み立て直したりと、どこに問題があるのかを見つけてそれに対処する、という課題解決のプロセスを踏んでいることが見て取れた。講師の方も子供たちの考える力を養成するため、答えは教えない、教えてもヒントだけ、ということを徹底している。小さい頃からこのプロセスを踏んでいると、これが成功体験となり、間違いなく次に壁にぶつかった時の力となるだろう。「公式に入れれば答えが得られる」時代ではなくなった今、このプロセスは何においても重要だ。ロボット制作、プログラミングを通して、単なる工作教室で終わらない、将来に繋がる「考える力」を付けられると感じた。
また、全員に共通していたのは、ロボットの制作やプログラミングを「好き」「楽しい」と答えていたこと。中には、「将来は〇〇大学でロボットの勉強がしたい」「システムエンジニアになるのが夢!」等、将来の夢を語ってくれる生徒さんも多かった。何か熱中できるものを持てるのは貴重なことである。夢や目標がないと勉強においても、何のために勉強しているのかをどうしても見失いがちになる。何かに熱中できる環境を作ってあげることこそが、親としてできる最高の教育なのかもしれないと感じた。
(文責:個別指導「こだわり」塾 勝目)