こだわり講師の1日vol.7 加藤先生編

生命保険各社が実施している「将来なりたい職業ランキング」の類でも、特に女子のランキングで、小・中・高校生の世代を問わず上位常連の“憧れの仕事”、それが看護師です。

今回は、そんな看護師への道を進む“白衣の天使の卵”加藤先生の1日に密着です。

profile

名前:加藤 佑季
出身:東京生まれのほとんど埼玉育ち
担当教科:英・数
特技:目に映るもの全てが“カワイイ”
マイブーム:念願の一人暮らしのイメトレ
小さい頃の夢:看護師

加藤先生の1日

9時
起床
4年生になると授業があまりないのでゆったりです。
でも、特に3年生のときは毎日実習で、「5時起床&7時50分病棟着」という生活で大変でした。
ちなみに写真は医学部と合同で行う成果発表用の資料です。どうしても職業柄紹介できる画像がなく、こんなのでスミマセン・・・。
10時半
ゼミ
卒業論文執筆が大学生活最後の課題です。
15時半頃~
フリー

実習時は「24時までに寝られればラッキー」というぐらい忙しかったのですが、今はフリーな時間も多いので、サークルのバンド活動や国家試験の勉強、それからこだ塾での授業と、自分の好きな過ごし方ができています。

interview

なんで看護の道に進んだの?いつ頃から目指し始めたの?

小学校4年生の時に3ヶ月ほど入院したことがきっかけです。
その時に担当していただいた看護師の方々に憧れて目指すようになりました。

看護の大学って具体的に何を勉強しているの?

小児や精神等々、様々な分野の看護学はもちろん、基礎医学も学びますし、最終的には患者さんを全人的に理解することを目指しています。

授業で注射打ったり打たれたり、メス渡したり汗ふく練習とかするの?

注射を打つ練習はしますが、人ではなく模型を利用します。
ちなみにメスを渡したりといったことはオペ看さんの業務なので、学生のうちは行いません。ゆくゆくオペ室に配属されたりすると、それから練習します。

ってか血を見るの平気?夜の病棟とかも怖くないの?

血を見るのは全く抵抗ありません。手術の映像見ながらご飯だって食べられます(笑)
夜の病院もナースステーションは灯りがついているので、思ったほど暗くないですし大丈夫ですよ!

看護系の“あるある”を教えてください!

良い面はインフルエンザの注射がタダで受けられたり。
逆に残念な面は、血や排泄物の話をすることに抵抗が無さ過ぎて(看護的にそれらは観察項目なので)、公共の場でも平気で話してしまうのは客観的に見てどうなんだろう・・・と(苦笑)

やっぱり皆病院に就職するの?普通の就職活動とは違ったりするの?

病院就職が9割。後は進学だったり保健師になったり。
ちなみに附属病院に就職する人が多いので、外部を受けても2つ程度しか受けないケースが多いです。
そもそも授業も毎日ありますし、一般的な就職活動に比べればその点はさほど忙しくないです。

看護師の恋愛事情って、相手はやっぱり医者の卵が多いの?

私は医療系大学に通っていることもあって、周りを見てもやっぱり医学部がお相手のケースが多いです。

女性の多いイメージだけど、今は男性も増えているの?

男性も徐々にですが増えています。力仕事もありますし、男性看護師の需要はメッチャありますよ。
興味があれば是非目指して欲しいです!

看護師にある上で大事なことは?

夜勤もありますし、やっぱり体力は必要です。
あとは、患者さんと他の医療職とのパイプ役も担っているので、コミュニケーション能力は求められます。

看護のオススメポイントを教えてください!

実習や記録など、他の学問と比べて独特な大変さもありますが、人を相手にするからこそのやりがいもある学問だと思います。
それに現場で患者さんからポジティブなフィードバックを受けられるとモチベーションになります。
是非、医療の世界に興味を持っていただけると嬉しいです!