高学歴学生に共通する成績UPの秘訣

以前大きな反響を頂いた超難関大生限定家庭教師サービスの「スマートレーダー」に今回もご協力頂き、東大・東工大・一橋大といった一流大学に通う学生にアンケートを取りました。
特別対談×スマートレーダー『高学歴学生に共通する成績UPの秘訣』

「どうせもともと頭良かったんでしょ」とネガティブになったり、「ウチの子には無理無理!」と決め付けていませんか?

偏見にとらわれず、彼ら彼女らのリアルな意見に耳を傾けてみることで、思いがけないヒントが得られるかもしれません。

勉強において一番大事だと思うことはなんですか?


約半数もの圧倒的な声を集めた堂々の第1位は「モチベーションの維持」でした。勉強は結局自分で進めていくものなので、主体的に勉強に取り組めるモチベーションが大前提だということです。

一流大学に通っている人でも、必ずしも全員が勉強大好き人間ではないということでもあり、いかに動機付けや目標設定をすることが重要かについても考えさせられます。

注目は「在籍する学校・塾」が3位に留まったことと、「勉強時間」が意外に票を集めなかった点でしょう。

学習環境や勉強時間が大事な要素であることは間違いないですが、進学校に通っているだけで、塾に行っているだけで、あるいはただ長い時間勉強するだけで、成績が伸びると考えている人は少ないということなのでしょう。

また、少数意見ながら、「親との関わり」という声にも注目です。理由としては、幼少期の教育、あるいは動機付けが子どもの勉強への意識や習慣に大きく関わってくると考えているようです。

一方で、「ヤル気を削ぐような親がいるとしんどい」というリアルな意見もありました。

こだわり先生にインタビュー
受験期は、魅力的な志望校という目標ができたこと、同じ志望校の仲間と切磋琢磨できたこと、先生の授業がオモシロかったことがモチベーションになりました。
今思うととにかく必死で勉強していましたが、モチベーションがあったために、苦しい、嫌だと思うことはあまりありませんでした。

あなたの成績が良くなったタイミングは?


「ずっと成績が良かった」という人が全体の3割に留まったことは、その学歴を思えばむしろ意外な結果と感じられるのではないでしょうか?

なお、本気で勉強するようになったきっかけは、志望校合格という目標ができた、良い先生・仲間に出会った、部活を引退した、浪人した、あるいは彼女にフラれて吹っ切れた(笑)など、様々でした。

誰しもがきっかけ一つで可能性を秘めているということでもありますよね。

参考書はアレコレ浮気せず、1冊を徹底的に!
参考書の利用方法やコツに関する質問に対しては、「1冊を徹底的に」という意見が圧倒的多数を占めました。やはり結果を出す人ほど、復習の大切さや理解の質を深める重要性を認識しているのでしょう。

他に参考書を進める際の工夫として挙げられたのは「すぐに答えを見ないで考える」「ミスした問題はチェックを入れておく」「解説を熟読する」など、シンプルな意見ばかりでした。当然のことを徹底的にやることの重要性が示されています。

なお、どういった基準で参考書を選ぶかについては「解説がしっかりしているのもの」といった王道の他にも、「『本書の利用方法』を読んでみる」「手に取って合わないと思ったらすぐ捨てる!」という意見もありました。

扱いやすさの価値観は人それぞれなので、先生や先輩にオススメしてもらったり、本屋に出向いて手に取ってみたりしたものの中から、最後は自分が良いと感じたものを1冊決めるべきと言えるでしょう。