受験体験記vol1 – 河野先生編

河野直(こうの なおき)
・出身中:川口市立領家中学
・合格校:慶應義塾志木高校

受験生としての1年間を回想して

1年生のときに文化祭に行ったことがきっかけで、比較的早い段階で、ぼんやりと志望校のイメージは持てていたというものの、まだまだ部活優先の日々でした。

ただ、志望校のことを、多少なりとも頭の中にイメージできていたことは、最低限の日々の学習習慣を維持する上で、それなりに影響があったと思います。

本格的に受験生として取り組み始めたのは6月ごろでしょうか。部活を引退して、力試しに過去問にチャレンジしてみたのですが・・・、まぁ、ボロボロに返り討ちにあいますよね(笑)

最低限コツコツとやってはいたので、定期テストの成績とかは良い方でしたし、それなりに何とかなるだろうという根拠のない自信もあったのですが、木っ端微塵に打ち砕かれました。

そこからですね。夏も塾の自習室にひたすら引きこもって猛勉強が始まったのは。

秋になって、模試の成績に成果が表れ始めると、モチベーションも上がってきて、例えば数学で人が解けないで苦労している問題にチャレンジすることに楽しさを感じるようになってきたり。

そういう中で、ちょっと調子に乗ったり、その辺は中学生ですから、多少の浮き沈みはありましたが、そういう時でも、基礎の反復だけは怠り無く継続できていたことが、一番の勝因かもしれませんね。

合格の秘訣を教えて!一問一答!!

勉強時に工夫したことはありますか?

自宅での学習は、流行りのリビング学習派でした。向き不向きはあると思いますが、僕の場合はその方が親にも怒られず、おかげではかどりました。

英語が苦手なんですが、どんな対策をしていましたか?

単語練習などは毎日やっていましたが、他には、BBSのラジオニュースを聴いたり、海外サッカーのHPを英語版のまま読んだことは、その後の成績UPに大きな効果があったと思います。

ズバリ!オススメ勉強法を教えてください!

友達に教えることで、より理解が深まったり頭の中が整理されますよ!

志望校、どうやって決めましたか?

中1の時に、親に何校かの文化祭に連れていってもらったのですが、その中で雰囲気が自分に合うなと感じた学校が、自然と志望校になりました。やはり自分の肌で感じるところは重要だと思うので、どんどん足を運んで欲しいです。

受験勉強、何が一番辛かったですか?

もともと運動部だったので、体がなまるのが一番苦痛でした・・・。

今、先生の立場になって、受験生に一言お願いします。

自主的に学ぶのと、強制的に学ばされるのでは、理解度が全く違います。何でも良いので、学ぶきっかけ=目標を定めてください。