塾通いのメリット

学習塾白書の調査によると、塾に通っているお子様の割合は、小学生で約4割。中学生ともなると、約7割もの高い割合で塾通いをしていることが分かります。

その動機は受験対策や補習等々、様々でしょうが、大切なお子様の未来を思い、高い学費を払って通わせる塾ですから、しっかり考えて通わせたいもの。

そこで、そもそも塾通いにはどんなメリットがあるのか、考えてみましょう。

塾通いのメリット①
学校の授業についていける基礎学力の養成

授業で分からない箇所をそのままにしていると、どんどん分からなくなって、ヤル気も減退・・・。

成績が右肩下がりに陥る典型的パターンの一つです。どうしても学校は一定のペースで「指導要領」を進める必要があるため、習熟度によってはついていけないお子さまも出てきます。

そんなとき、苦手な箇所を質問できたり、あるいは対策の一環として予習・復習に取り組めれば、つまずかずに済む可能性は高まります。まずは最低限の基礎学力を養うためにも、塾の存在は有意義に機能します。

塾通いのメリット②
仲間や師の存在が意欲を高める

一人で努力する孤独は、大人でも苦しいものです。
ましてやお子様の集中力が続かないのも、見方によっては当然のことかも知れません。一方で塾には、同じ目標に向かって頑張っている友達=ライバルの存在があったり、時に叱咤激励してくれる師とも呼ぶべき先生がいます。
共に学ぶ環境がもたらす効果は、想像以上にお子様の潜在能力を呼び覚ますかもしれません。

塾通いのメリット③
受験対策!

現在の受験は文字通り情報戦です。志望校合格のためには学力向上はもちろんのこと、それをより効率的に実現していくための確かな情報が不可欠です。
プロ集団である学習塾には、単なる情報だけでなく、分析データ、そしてそれらを活用するためのノウハウが蓄積されていますので、氾濫する情報の波に飲み込まれて不安な心理面にも、プラスの効果が期待できます。

ここで挙げた他にも、「最低限の学習習慣を備えて欲しい」「家にいると遊んでばかりなので勉強せざるを得ない環境にいさせたい」など、親としての思惑は様々です。

しかし、塾のメリットは理解できても、指導形態一つとっても様々。お子様に合うかどうかという現実も伴ってきます。
次の「塾選びのポイント」も踏まえつつ、お子様に最適な塾を探していきましょう。